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» 2015年02月09日 09時00分 公開

画素密度アップでさらに使いやすく:こんな液晶ペンタブが欲しかった! 漫画家による「Cintiq Companion 2」徹底検証 (4/5)

[山田胡瓜(撮影:矢野渉),ITmedia]

スペック相応のベンチマーク結果に納得

 初代Companionは第3世代Core i7-3517U(1.9GHz/最大3.0GHz)を搭載していたが、新モデルは第4世代Coreを採用した3つのバリエーションをラインアップする(スペックの詳細は未発表だが「Enhanced」という最上位モデルも春に発売が予定されている)。

 最も廉価な「Value」モデルは、Core i3-4005U(1.7GHz)/4Gバイトメモリ/64GバイトSSDという構成。CPUのグレードとメモリの少なさが本格的なユーザーには気になるところだろう。「Standard」モデルはCore i5-4258U(2.4GHz/最大2.9GHz)/8Gバイトメモリ/128GバイトSSD、「Premium」モデルはCore i7-4558U(2.8GHz/最大3.2GHz)/8Gバイトメモリ、256GバイトSSDとなっている。

 第4世代Coreは待機時の消費電力の削減といった省エネルギー対策が特徴で、Ultrabook/薄型ノートPC向けのUシリーズは特に省エネ設計となっている。また、StandardとPremiumが搭載している統合グラフィックス、Iris graphics 5100は、従来のHD Graphics 4000よりも高い3D性能が期待できる。インテルの発表によれば、Premiumモデルが採用するCore i7-4558Uの場合、第3世代Core i7-3687Uとの3DMark 11比較で2倍以上のスコアを達成しているという。

フリーソフトのWin Score Shareで表示したWinSATの結果。ただし試作機でのテスト結果なので参考程度にとどめてほしい

 筆者は今回、Core i7搭載のPremiumモデルを試用した。あくまで試作機でのテストとなるが、WinSAT(Windowsエクスペリエンスインデックス)のスコアを調べてみると、プロセッサとメモリが7.5、グラフィックスが4.6、ゲーム用グラフィックス5.2、プライマリディスクが8.2という結果になった。グラフィックスのスコアが低いのは、メモリがシングルチャンネルなのも影響しているかもしれない。ディスクのスコアはSSDならではの高スコアで、プロセッサもメモリもお絵かきマシンとしては十分な数値だ。

 CINEBENCH R15のスコアは、CPUが321cb、Open GLが24.57fps。CPUスコアはWindowsタブレットとしてはなかなかよい数値だろう。PCMark 8では、Homeが2414、Creativeが2942、Workが3552という結果だった。ゲーミングノートやミドルレンジのデスクトップなどと比較するとさすがに見劣りするが、一般的なCore i7搭載Ultrabookと同じようなスコアといえる。3DCGを使わない通常のイラスト制作であれば、十分快適に使えるはずだ。

画面は左からPCMark 8のHome/Creative/Workの結果

 3Dグラフィックスの性能を計測する3DMarkでは、DirectX 9相当の比較的軽めなテストであるICEStormで33198、DirectX 10相当のCloud Gateで4719、DirectX 11ベースのSky Diverで3053という結果になった。

 同クラスの他者モデルと比較すると多少控えめな結果にも思えるが、こちらもシングルチャンネルのメモリが影響している可能性はある。なお、これらのテストは、電源に接続して満充電状態にしたうえで、電源プランは「バランス」で実施した。このため充電中などは発熱対策からか、3DMarkのスコアが落ちる傾向にあった。

画面は左から3DMarkのIce Storm、Cloud Gate、Sky Diverの結果

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