日本マイクロソフトは、春商戦の取り組みに関するプレス向け説明会を開催した。トピックは大きく2つ。1つは新しいライセンス形態を採用するOffice Premium搭載PCの活用訴求、もう1つはSurface Pro 3やXbox、タブレット向けキーボードといったデバイスの利用促進についてだ。
まず、Officee Premiumの活用提案については、学生、社会人、ファミリーという3つの層をターゲットに、各3つずつシナリオを提示。学生向けには、学校の講義やサークル活動でOneNoteを使って資料を作成し、OneDriveで共有する利用方法、また、社会人向けにはスマホやタブレットとOfficeアプリを連携させて外出先でも業務を、ファミリー向けには旅行の情報収集や思い出の作品を共有したり、60分無料/月のSkype通話で家族間のコミュニケーションを円滑にするシナリオを紹介した。
日本マイクロソフトの宗像淳氏は、Office Premium搭載PCの発売後は、永続ライセンスや1Tバイトのクラウドストレージ(OneDrive)、何度でも無料で電話サポートが受けられる点が特に好評だったとアピール。「PCに詳しくない一般ユーザーの方を意識して、“Office Premiumがあなたのやりたいことをサポートします。新生活を変えてください”というメッセージを伝えていく」と説明し、2月20日から4月19日まで「Office 365 Soloキャンペーン」として、3000円のキャッシュバックキャンペーンを実施することを発表した。
一方、ハードウェアに関する取り組みでは、Surface Pro 3の学割キャンペーン(1万円キャッシュバック)と、専用キーボード(1万2980円相当)のプレゼントを実施する。期間はともに4月5日まで。
また、新製品としてタブレット向けの「Universal Mobile Keyboard」と、Miracastに対応した「Wireless Display Adapter」を発売。さらに、Xbox向けの施策として、ホワイトカラーのXbox One本体とWireless Controller、およびHaloがセットになったスペシャルエディションを5000円引きで販売する「5000円早割キャンペーン」(3月1日まで)や、2月12日から公開されているXbox One向け情報サイト「ゲームの箱」に続き、「Xbox春のゲーム祭り」と題した新キャンペーンも実施する予定という。
なお、これらの情報は「新生活応援!春トク情報特集」という形で同社のキャンペーン情報サイトに集約されているので、気になる方はチェックしてほしい。
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