ココが「○」 |
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・NVIDIA最新のミドルレンジGPUを搭載 |
・CPUもクアッドコアでハイパフォーマンス |
・mSATAと2.5インチのデュアルストレージ構成 |
ココが「×」 |
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・液晶ディスプレイの視野角が狭い |
・キーボードがゲーミング仕様ではない |
・静音性はいまひとつ |
マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」からグラフィックス機能にNVIDIAから発表されたばかりのモバイル向けGPU「GeForce GTX 960M」を搭載したミドルクラスゲーミングノートPC「NEXTGEAR-NOTE i5500」シリーズが発売される。
GeForce GTX 960Mは、その型番からも連想されるように、GeForce GTX 960のモバイル版だ。電力効率に優れた第2世代Maxwellアーキテクチャを採用した最新仕様のミドルレンジ向けモバイルGPUとして、モバイル派のゲーマーから注目を集めている。
また、CPUにはクアッドコアのCore i7-4710MQ(2.5GHz/最大3.5GHz)、15.6型ワイドのフルHD液晶ディスプレイ、SSDとHDDのデュアルストレージなど、ゲームを快適に楽しむための性能とコストとのバランスを考慮したシステム構成になっている。
他のG-tuneシリーズ同様、構成の一部はBTOでカスタマイズが可能で、メモリやストレージ構成が異なるいくつかのベースモデルが用意されている。今回はその中からゴールドモデル(NEXTGEAR-NOTE i5500GA1)の評価機を入手した。早速レビューしよう。
ボディの具体的なサイズは、約376(幅)×252(奥行き)×34.9(高さ)ミリで、重量は約2.6キロだ。15.6型の液晶ディスプレイを搭載した光学ドライブ内蔵ノートPCとしては標準的なサイズ感といえる。
デザインはいたってシンプルで、G-tuneのロゴがなければゲーミングマシンとは思わないだろう。トップカバーには艶やかな光沢仕上げの内側に、細かいテクスチャパターンをインプリントしている。ツルツルとした滑らかな手触りで、指紋も比較的目立ちにくい。また、トップカバーと同じパターンをキーボードベゼル/パームレストの樹脂素材の表面にもプリント。こちらは凹凸をつけた立体プリントで、サラッとした触感を出している。シンプルな中にもチープさを感じさせないセンスが光る。
底面に内蔵するリチウムイオンバッテリーの容量は57ワットアワーで、公称のバッテリー駆動時間は約5.4時間と意外と長い。室内の別の部屋に移動して作業するくらいならば問題ないサイズと重量なので、柔軟な使い方ができるだろう。万が一、停電などがあった際にも心強い。
基本スペックは、ゲームマシンとして申し分ない。CPUには、IntelのCore i7-4710MQを採用している。クアッドCPUコアを内蔵し、Hyper-Threadingで8スレッド同時処理が可能で、標準2.5GHz、最大3.5GHzと動作周波数も高速だ。
グラフィックス機能は、NVIDIAのGeForce GTX 960M(2Gバイト)とCPU内蔵のIntel HD Graphics 4600とのハイブリッドグラフィックスを採用する。GeForce GTX 960Mは、NVIDIAの最新ミドルレンジGPUだ。GeForce GTX 980MやGeForce GTX 970Mには及ばないものの、3Dゲームを標準画質以上で快適にプレイできる3D描画性能を備えている。
NVIDIA Optimus Technologyによるハイブリッドグラシックス構成をとるため、GeForce GTX 960MとIntel HD Graphics 4600はアプリケーションごとにどちらを使うか決められている。ゲームなど高い3D描画性能が要求されるアプリケーションではGeForce GTX 960Mを、Webブラウズや動画再生などではIntel HD Graphics 4600をと、性能と消費電力が最適になるように使われる。
このGPUの使い分けの判断はNVIDIAのドライバで自動的に行なわれるが、NVIDIAコントロールパネルで手動設定も可能だ(一部例外あり)。
→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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