メモリ容量は16Gバイト(PC3L-12800 SO-DIMM 8Gバイト×2枚)、データストレージとしては、128GバイトのmSATA SSD(PCI Express)と1TバイトHDD(Serial ATA 6Gbps)のデュアルドライブ構成を採用する。
ランダムアクセスが高速で、レスポンスに優れたSSDをシステムドライブとして比較的小容量使いつつ、データドライブとして大容量のHDDを搭載するという性能と容量、コストのバランスに優れた構成だ。
光学ドライブとして、左側面にDVDスーパーマルチドライブを搭載しているのもポイント。最近は据え置き型前提のノートPCでも省かれている場合もあるが、まだまだ必要だという方もいるだろう。外付けで接続するよりも内蔵のほうが手軽に利用できることは間違いない。通信機能は、1000BASE-T対応の有線LANと、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v4.0+LEを標準で装備する。
本体装備の端子類も充実している。映像出力としてHDMIを左側面に搭載するほか、USB 3.0とUSB 2.0を2ポートずつ備え、さらにSDメモリーカードスロット(SDXC対応)、ギガビットLAN、ヘッドフォン、マイクとひととおりを網羅する。液晶上部には100万画素Webカメラも内蔵する。
15.6型ワイドサイズの液晶ディスプレイは、1920×1080ドットの表示解像度に対応する。画素密度は約141ppiだ。
液晶の配向方式は特に記載がないが、上下の視野角が狭いことからTN方式と思われる。ただ、TNパネルにしては、左右の視野角については、かなり健闘している。表面は非光沢のノングレア仕上げのため照明などは映りこみにくく、発色も悪くない。
i1 Display Proで測定した液晶ディスプレイのデータを見ると、輝度は348カンデラだった。色域も画像のとおり、sRGBに近い色域をカバーしており、色再現性はなかなか良好。ただ、標準ではかなり青が強くクセのある色味だ。
キーボードは、6列アイソレーションタイプを採用する。テンキー含めて103キーと省略キーが多めで、配置も独特だ。Home、PgUp、PgDnキーなどは、NumLockキーでテンキーを無効にした時のみ使えるようになっている。キートップには指を置きやすいへこみなどはないが、スイッチの感触は良好。キーボード下の剛性感もあり、たわみもない。
タッチパッドは、キーボード手前、ホームポジションよりかなり右寄りに配置されている。ボタンは左右一体成形で、スイッチの作りはあまりよいとは言いがたい。このあたりは、上位のシリーズとの差を感じる部分だ。なお、キーボード奥のヒンジ部にステレオスピーカーが内蔵されている。
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