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» 2015年04月03日 01時00分 公開

この性能は別次元──PCI-Express SSD「Intel SSD 750」の爆速を試す私には誰も追いつけないよ!(2/3 ページ)

[長畑利博,ITmedia]

内部インタフェースはAHCIからNVM Expressへ

 Intel SSD 750では、内部インタフェースとして「NVM Express」(以下MVMe)を採用した。Serial ATAのシステムコントローラ間のインタフェースにはAHCIを使用しているが、AHCIはHDDを対象に設計した規格であるため、低レイテンシなNANDフラッシュメモリに適していない。AHCIに代わってNANDフラッシュメモリ向けに用意した内部インタフェース規格がMVMeだ。AHCIのボトルネックを解消しただけでなく、同時並行処理能力の向上などによりパフォーマンスが大幅に向上する。

 MVMeのメリットは、デバイスごとの専用ドライバを必要としないことだ。1つのドライバでMVMeに対応したすべての製品が動作する。Windows 8.1では標準でドライバを用意しているので、デバイスを取り付けるだけでストレージとして認識する。システム再起動も不要だ。

 一方で、MVMeを採用しているため、AHCIを経由する「CrystalDiskInfo」などのようなソフトウェアではデバイスを認識できない。同様に、SSD用のTRIMやSecure Eraseといった外部ユーティリティも使用できない。同じMVMeに対応したデータセンター向けSSD「Intel SSD DC S3700/S3500シリーズ」用に提供しているIntel Solid-State Drive Data Center Toolのように対応ツールを待つ必要があるだろう。

CrystalDiskInfoではIntel SSD 750を認識できないため、ベンチマークテスト「TxBench」のドライブ情報を使って表示してみた。AHCIに対応していないため、ストレージの詳細情報がうまく取得できていない(写真=左)。同じくTxBenchのTRIMコマンドを使ってみたところ。AHCIに対応していないことから、コマンドを実行できなかった。同様にSecure Eraseも行えない。対応ツールの提供を待つ必要があるだろう(写真=右)

デバイスドライバの画面。中央から右側がSSDPEDMW012T4を取り付けた状態。左側が取り付けていない状態。Windows 8.1ではドライバのインストールなしで自動的に認識する。この時点でシステムデバイスにコントローラを1つ追加する。ドライブのプロパティ画面でNTFSフォーマットにユーザーが利用できる領域は1.09Tバイトとなる

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