Lenovo、“最初からWindows 10”の10.1型タブレット「ThinkPad 10」発表Surface 3と同じ“Cherry Trail”Atom搭載

» 2015年05月28日 11時00分 公開
[ITmedia]

10.1型タブレットで9.1ミリの薄型ボディ

 Lenovoは、5月28日(現地時間)に10.1型ディスプレイ搭載タブレット「ThinkPad 10」の新モデルを発表した。OSにWindows 10を導入する。出荷開始は2015年夏の予定で、価格は、549ドルから。なお、日本市場への出荷については明らかにしていない。

Windows 10を導入して“Cherry Trail”世代のAtomを搭載するThinkPad 10

 ThinkPad 10は、システム構成では、CPUに“Cherry Trail”世代のクアッドコアタイプ「Atom Z8500」、または、「Atom Z8700」を採用し、従来モデルのThinkPad 10と比べて25%の性能向上を実現したという。システムメモリはLPDDR3-1600を2Gバイト、または、4Gバイトを載せ、データストレージは容量64Gバイト、または、128GバイトのeMMCを内蔵する。

 本体サイズは256.5(幅)×177(奥行き)×9.1(高さ)ミリで、重さは617グラム。この状態で52ワットアワーのバッテリーを内蔵して駆動時間は10時間以上となる見込みだ。ディスプレイサイズは10.1型で解像度は1900×1200ピクセル。10点同時に対応したタッチパネルを内蔵し、ディスプレイ表面は第3世代Gorilla Glassで保護している。

 本体搭載インタフェースには、Micro HDMI(1.4準拠)とUSB 3.0を備えるほか、無線接続でIEEE802.11ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0が利用できる。4G LTEもオプションで対応可能だ。また、有効1200万画素のリアカメラと有効500万画素のインカメラ、出力1ワットのステレオスピーカーも用意する。

 ThinkPad 10の新モデルでも、専用のFolioキーボードやクラムシェルのように利用できるUltrabookキーボードを用意した。ほかにもカメラレンズの部分を折りたたむとカメラアプリが起動するQuick Shot Coverやインタフェースを拡張するTablet Dockに耐衝撃保護カバーのThinkPad Protector Case、ThinkPad そして、ThinkPad Pen Proなどをオプションとして用意する。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  8. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  9. デル、ビジネス向けのスタンダード22型/24型/27型液晶ディスプレイ7製品を発表 (2024年05月09日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー