米SanDiskは8月3日(現地時間)、世界初となる3ビットセル採用の256Gビット48層3D NANDチップを開発したと発表、東芝と共同運営する四日市工場にて3D NANDのパイロット生産を開始した。
48層BiCS(Bit Cost Scalable)技術を用いて開発された世界初の3ビットセル(X3)採用の256Gビット3D NANDチップで、従来の2D NANDより書き込み/消去の耐久性を向上したほか、書き込み速度の高速化やエネルギー効率の向上も実現しているのが特徴だ。
なお搭載製品については、2016年以降にコンシューマ/モバイル機器やエンタープライズ向けなど幅広い製品で出荷が開始される予定だとしている。
BiCS技術用い、四日市工場で:東芝とサンディスク、256Gb 3D NANDの生産開始
ビジネスニュース 企業動向:東芝、NANDメモリの新製造棟が完成と同時に、3D NANDに向けた新棟建設に着工
サンディスクと共同で設備投資:東芝が四日市工場の第2棟を建て替え、3Dメモリの製造に向けてCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.