2014年は年末の開催だったMaker Faire Tokyoが、2015年は真夏の開催となった。子供向けのワークショップも開催するということで、前回よりも家族連れ来場者が増えたような気がする。
真夏の開催ということで、会場内の暑さが気になったが、会場となった西4ホールの空調は何とか機能しており「暑さで雲が発生してしまった」という某即売会のようにはなっていなかった(とはいえ、屋外展示は過酷!)。
“Maker”ということで「作ってみた」作品や、来場者が実際に「触ってみる」「作ってみる」と、ただの展示会とは異なる面白いものが盛りだくさんの出展製品を紹介していこう。
インテルは、Maker Faire Tokyo 2014と同じく、Maker Faire Tokyo 2015(以下、MFT2015)でもEdisonを前面に押し立てたデモを数多く行っていた。前回も作品数が多かったが、MFT2015では使ったEdisonの台数が多い!
まず、Edisonを30台並べた「クラスタマシン」を展示。実際にプログラムを動かしているわけではないということだったが、圧倒的物量で度肝を抜く。
一方で、オリジナルのベースボードでウェアラブル端末を展示していた……、が、こちらは、スクラッチの削り出しでケースを作っているということで真にウェアラブルなのは数台だけ。ほかは、並べてドカンと置いてある。これだけでEdison 50台! 加えて、超音波リモコンで1台。動作デモで数台、さらには、説明員の腕にも!
展示している20以上の作品では、それぞれ、最低1台のEdisonを使っていた。また、前回公表で参加者が大勢集まったEdisonワークショップでは、今回、親子向け(子供は小学生対象)で実施しており、参加した10組に対してそれぞれ2台のEdisonを使用していた(ただし、今回のワークショップではEdisonがもらえなかった! )。
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