緊急現地検証! Skylake世代「Core i5-6600T」「Core i5-6400」の性能を検証する“35ワット”Skylakeの実力は? (1/2 ページ)

» 2015年09月02日 10時00分 公開
[本間文ITmedia]

IDF 2015の現場からベンチマークテストリポート

 インテルは、9月2日に第6世代Coreプロセッサー・ファミリーの主要モデルを発表し、順次市場投入することを発表した。これに先立つ8月17日〜19日の3日間、米国のサンフランシスコで開催した開発者向け会議「Intel Developer Forum 2015 San Francisco」の会期中に、関係者が自分で第6世代Coreプロセッサー・ファミリーのベンチマークテストを行えるセッションを設けるとともに、モバイルデバイス向け第6世代Coreプロセッサー・ファミリーのベンチマークテストのスコアも公開した。

 IDFのベンチマークテストセッションでは、デスクトップPC向けモデルとして、TDP65ワットのCore i5-6400と、TDP35ワットのCore i5-6600Tのほか、先行して市場に投入していたCore i7-6700Kを用意した。評価用システムの構成は、マザーボードがASUSTeKの「Z170M-PLUS」で、システムメモリとしてDDR4-2133 8Gバイトを2枚、ストレージにはIntel SSD 730 480Gバイトを組み合わせていた。OSは64ビット版 Windows 10 Proを導入している。

 なお、この3モデルとも、統合するグラフィックスはIntel HD Graphics 530であったため、ベンチマークテストができる時間の制約から、CPU性能を中心としたものに限ってベンチマークテストを行なっている。

テストを行ったCPUの主要スペック Core i7-6700K Core i5-6600T Core i5-6400
Core 4 4 4
Thread 8 4 4
Clock 4GHz 2.7GHz 2.7GHz
Max Turbo Boost Clock 4.2GHz 3.5GHz 3.3GHz
TDP 95ワット 35ワット 65ワット
Graphics Intel HD Graphics 530

 CINEBENCH R15では、TDPに関係なく、CPUのマルチスレッドテストやシングルスレッドテストのスコアが、プロセッサー・ナンバーの“序列”通りとなった。興味深いのは、同じグラフィックスコアで、動作クロックや最大ブーストクロックも同じながら、OpenGLのスコアに違いが生じた点だ。Core i7-6700Kについては、TDPに余裕がある分、グラフィックスコアのブーストがしやすいが、TDP35ワットのCore i5-6600Tが、TDP65ワットのCore i5-6600と比べて高いスコアを示している。この傾向は、ほかのグラフィックス関連ベンチマークテストでも同様で、(時間の制約からCore i7-6700Kでは測定できなかったが)参考として、3DMarkのSky DriverとIce Streamの結果も示しておく。最新のCPU-Zに追加されたCPUベンチマークで計測を行なった結果でも、CINEBENCH同様、“序列”通りの結果となっている。

CINEBENCH R15

3DMark

CPU-Z CPUベンチマーク

 CPU性能とも密接にかかわるDirectX 12の性能を調べるべく、3DMarkのAPI Overhead feature testを行なった。このベンチマークテストでは、1秒間にどれだけのドローコールを処理できるか示す。グラフィックス性能だけでなく、CPUのオーバーヘッドなども影響してくるため、CPUとグラフィックスコアの両方に高い負荷がかかる。

 ここで、ようやくCore i5-6400のTDPの余裕が、シングルスレッド処理におけるドローコール処理性能でCore i5-6600Tを逆転したが、マルチスレッド性能においては、ほかのベンチマークテストと同じく、最下位となっている。グラフィックス性能に関しても、ブーストの効果が“序列”通りになる傾向が見られた。

3DMark API Overhead feature test

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