レビュー
» 2015年09月22日 02時00分 公開

Apple Watchの真の実力が開花する――「watchOS 2.0」を林信行が解説クールな新色で秋冬の最もホットなアイテムに(4/5 ページ)

[文:林信行、撮影協力:高野晃輔,ITmedia]

使っていない間の機能も細かく改善

 こうした機能に加えて、watchOS 2.0には、これまでのApple Watchの利用のされ方を見て、改善されたポイントがいくつもある。

 例えば、これまで充電中のApple Watchは、あまり用をなしていなかったが、新たに追加されたナイトスタンドモードを選ぶと、夜充電中のApple Watchがベッド脇のアラーム置き時計に切り替わる。具体的には、時計の盤面表示が横向きになり、設定したアラーム時刻が表示される。

ナイトスタンドモードをオンにすると充電時、Apple Watchがベッド脇のアラーム時計に早変わりする

 盤面の文字は緑色に固定されており変更できないが、しばらく放置しておくと文字盤が暗くなり、アラームを設定した時間が近づいてくるのにあわせて文字盤が明るくなり、Apple Watchのスピーカーからアラーム音が鳴る。

ナイトスタンドモード時の盤面は文字の色を選べないが、アラーム設定時間が近づくとだんだん明るくなり、アラーム時間にはオレンジ色になる。デジタルクラウンを押してアラーム停止、Friendsボタンを押してスヌーズすることができる

 メールに返信ができるようになったのもうれしい変更だ。筆者が試したバージョンでは英語でしか返信ができなかったが、あらかじめ設定した定型文から選んだり、アニメーション絵文字を選んだり、音声入力(音声をそのまま送る、または文字認識して送信する)など返信方法はiMessageへの返信と基本的に同じ。送信されたメールの文末には「Apple Watchから送信」の一言が入るので、相手も「返信が短すぎて失礼」とは思わず、むしろ「移動中で忙しい中、Apple Watchから返信をしてくれた」と感心してくれるかもしれない。

 つい、本当はパソコンの前に座っている時でも多用してしまいそうだ。

watchOS 2.0から、電子メールにも返信ができるようになった。定型文、絵文字、そしてん音声入力が選べる点はメッセージの返信と同じ。試用した(リリース前の)watchOS 2.0では、日本語のメールに対しても英語でしか返信できなかったが、返信したメールの末尾には「Apple Watchから送信」の一文が挿入されていた

 デジタルクラウンの下にあるボタンでいつでも呼び出せる「最も大事な人」を12人だけ登録する「友達」機能にはページの追加が可能になった。つまり、すべての知り合いの中で最も大事な12人を選ぶ必要はなくなり、家族や親戚の12人、職場の友人12人、学生時代の仲間12人などが追加できるようになった。日々やりとりする相手が多い人にはうれしい拡張だろう。

これまで12人しか登録できなかったフレンズ機能だが、watchOS 2.0からは2ページ目、3ページ目を追加できるようになり、より大勢の友達を登録できるようになった。だが、筆者の場合は、Siriで相手の名前を言って電話をかけたり、メッセージを送ってしまうことのほうが多い

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