スマホ連携と写真・動画アプリを強化――「dynabook T67」「dynabook T75/T55/T45」2016年PC/タブレット春モデル

» 2016年01月19日 14時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 東芝は1月19日、「dynabook」ブランドのスタンダードノートPC「dynabook T」シリーズの2016年春モデルを発表した。春モデルとして登場するのは、17.3型の「dynabook T67」と、15.6型の「dynabook T75/T55/T45」。T45のみ1月29日以降順次、それ以外のモデルは1月22日以降順次発売する。

 いずれの機種もマイナーチェンジで、プリインストールアプリの変更と、CPUの第6世代Core iファミリー(開発コードネーム:Skylake)への刷新(T45を除く)の2点が主な変更点となる。

 アプリケーションでは、ワイヤレスでスマートフォンの操作・管理ができる「sMedio TrueLink+ Phone」、写真の修正・レタッチやRAWファイルの編集ができる「CyberLink PhotoDirector 7 for TOSHIBA」、4K動画の編集も行える「CyberLink PowerDirector 14 for TOSHIBA」を新たにプリインストール。スマホ連携と写真・動画の編集機能の充実を図っている。

 15.6型の「dynabook T95」と14型の「dynabook T54」は、2015年秋冬モデルを継続して販売する。

Blu-rayドライブ搭載・Bluetoothマウス同梱の「dynabook T67」

 dynabook T67の2016年春モデル(T67/UG)は、CPUがCore i5-6200U(2.3GHz/最大2.8GHz)、光学ドライブがBDXL対応のBlu-ray Discドライブになった。また、Bluetoothマウスを新たに同梱した。バッテリーの公称駆動時間は約3.5時間となった。店頭予想価格は、20万円前後(税込)。

 先述以外の基本仕様は、旧モデルを引き継いでいる。ディスプレイは17.3型のフルHD Clear SuperView LED液晶を搭載する。メインメモリは4GB、ストレージは1TBのHDDを備える。本体サイズは約412.7(幅)×279.4(奥行き)×26.5(高さ)ミリ、重量は約2.9キロ。OSは64bit版Windows 10 Home、オフィススイートとしてOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービスをプリインストールする。

dynabook T67/UG dynabook T67/UG。新たにBluetoothマウスを同梱するようになった

15.6型「dynabook T75/T55/T45」

 dynabook Tシリーズの15.6型の春モデルは、処理能力重視のT75(T75/U)・T55(T55/U)と、コストパフォーマンス重視のT45(T45/U)の3機種をラインアップしている。 CPUは、T75がCore i7-6500U(2.5GHz/最大3.1GHz)、T55がCore i3-6100U(2.3GHz)に変更している。T45はCeleron 3215U(1.7GHz)のままとなる。店頭予想価格はT75が21万円前後、T55が17万円台前半、T45が14万円前後(いずれも税込)となっている。

 先述以外の基本仕様は、旧モデルを引き継いでいる。ディスプレイはT75・T55が15.6型のフルHD Clear SuperView LED液晶を、T45が15.6型のHD(1366×768ピクセル)Clear SuperView LED液晶を搭載する。メインメモリはT75が8GB、T55・T45が4GBとなる。ストレージはT75が1TBのハイブリッドHDD(SSHD)、T55・T45が1TBのHDDを搭載する。

 3モデルともに、本体サイズは約380(幅)×259.9(奥行き)×23.5(高さ)ミリ、重量は約2.3キロで、64bit版Windows 10 Home、オフィススイートとしてOffice Home and Business Premium プラス Office 365サービスをプリインストールする。また、ワイヤレスマウス(レシーバーは本体内蔵)を同梱している。

 ボディカラーは3機種共通のリュクスホワイト、モデナレッド、サテンゴールドの3色と、T75限定のプレシャスブラックを用意する。

dynabook T75(プレシャスブラック) dynabook T75(プレシャスブラック)
dynabook T45(リュクスホワイト)dynabook T45(モデナレッド)dynabook T45(サテンゴールド) T75/T55/T45共通色としてリュクスホワイト(写真=左)、モデナレッド(写真=中)、サテンゴールド(写真=右)を用意する(写真はいずれもT45のもの)

関連キーワード

dynabook | Windows 10 | 東芝 | Skylake


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー