日本マイクロソフトは1月21日、「Surface Pro」「Surface Pro 2」および一部の「Surface Pro 3」に付属するAC電源コードの自主交換プログラムを発表した。
交換の対象となるAC電源コードは、長期間にわたり大きく折り曲げることを繰り返したり、きつく巻き付ける状態を続けると破損する可能性があり、破損したAC電源コードを使い続けると、加熱、発火、感電の恐れがあるという。AC電源コードとは、電源アダプターから取り外しできるコンセント側のケーブルのこと(画像参照)。
同社によれば、これまでに深刻な被害が発生したとの報告は寄せられていないが、少数のユーザーから該当する報告があったため、安全を最優先して対象となる製品を無償で交換するという。
交換プログラムの対象となるのは、Surface Pro、Surface Pro 2、あるいは古いタイプのAC電源コードが付属する一部のSurface Pro 3で、デバイス1台につき1本のAC電源コードを無償交換する。破損の証明などは必要とせず、古いAC電源コードは日本マイクロソフトに送付せずに破棄すればよい。
手元の製品が交換の対象となるかは、交換プログラムのWebサイト上で確認可能だ。法人などで10台以上の対象製品を利用している場合は、専用の問い合わせ窓口が利用できる。
なお、Surface Pro 4、Surface Book(国内未発売)、新しいAC電源コードが付属するSurface Pro 3、Surface 3、Surface 2、Surface RTはAC電源コード自主交換プログラムの対象外となる。
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