「Surface Pro 4」Core i7上位モデルに23万円強の価値はあるか?パフォーマンスを徹底検証(3/8 ページ)

» 2016年02月24日 13時00分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]
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モバイル向けデュアルコアCPUで最高のプロセッサ性能

 まずはプロセッサ性能を評価する目安として、CINEBENCH R15によるレンダリングテストの結果を確認する。このテストは、ほぼCPUコア以外の要素に左右されないため、プロセッサ性能の目安として適している。

 CINEBENCH R15内に表示される「CPU」は、マルチスレッドでCPU全コア/全スレッドに負荷をかけてレンダリングする。「CPU(シングルコア)」は、シングルスレッドのみでレンダリングしたスコアだ。こちらは、OSの基本操作やマルチスレッドに対応してない古いアプリケーションを実行する場合などの目安になる。

 CPUスコアは339となった。モバイル向けのデュアルコアCPUとしては、これまでテストした中で最高で、Core i5-6300Uより11.1%高い。CPU(シングルコア)のスコアもCore i5-6300Uから14%アップの131と高い結果となった。Core i7-6650Uは、Turbo BoostによるCPUクロックの変動幅が大きいことも特徴だが、シンプルにCPUパワーが必要な場合にはしっかり性能を出せることが分かる。

Surface Pro 4 Core i7モデルのCINEBENCH R15スコア
CINEBENCH R15のスコア比較
CINEBENCH R15 Surface Pro 4(Core i7) Surface Pro 4(Core i5) Surface Pro 3
Open GL(fps) 59.51 40.08 28.3
リファレンスマッチ 97.80% 97.80% 98.00%
CPU(cb) 339 305 259
CPU(シングルコア、cb) 131 115 111

PCI Express SSDの性能はCore i5モデルと同等

 ストレージは、Core i5モデルと同じくSamsungのM.2型PCI Express SSD「PM951(MZFLV256)」が搭載されていた。最新のNVMe(Non-Volatile Memory Express)プロトコルに対応しているが、PCI Express SSDとしてはエントリークラスに位置付けされるモデルだ。

 SSDのパフォーマンスはCrystalDiskMarkで測定した。Core i5モデルのレビュー当時のバージョンが5.0.3で、今回のバージョンは5.1.1となっている。開発履歴のページを見ると、特にSurface Pro 4での性能に影響する改変はないと思われる。

 計測結果はCore i5モデルのスコアに準じているが、それぞれ若干スコアがよくなっている。4Kリード/ライト性能などは一流だが、NANDフラッシュメモリにはSamsung最新のV-NANDではなく、プレーナ型のTLC NANDを採用していることもあり、最新SSDとしてはシーケンシャルライト性能は遅めだ。

Surface Pro 4 i7モデルのCrystalDiskMark 5.0.3スコア
CrystalDiskMark 5.0.3のスコア比較(単位:MB/秒)
CrystalDiskMark 5.0.3 Surface Pro 4(Core i7) Surface Pro 4(Core i5) Surface Pro 3
SSD/HDD型番 NVMe SAMSUNG MZFLV256 NVMe SAMSUNG MZFLV256 SAMUSUNG MZMTE256HMHP
Sequantial Read(Q32 T1) 1507 1499 554.9
Sequantial Write(Q32 T1) 309.9 308.1 267.2
4K Read(Q32 T1) 406 356.8 239.4
4K Write(Q32 T1) 258.7 228.1 163.2
Sequantial Read 818.6 861.2 438.5
Sequantial Write 308.9 306.3 242.2
4K Read 40.47 39.64 24.11
4K Write 105.2 98.6 52.27

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