31.5型液晶で3万円切り!?  自作PCも大画面化が進む予感古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2016年03月14日 15時45分 公開

「大画面ニーズを27型から引っ張ってくる魅力がありますね」

 2月末に大画面ハイエンド液晶が注目を集めていたが、PCディスプレイ全体のトレンドが大画面化する動きも着実に起きているようだ。

 先週、話題になっていたのはLG電子の31.5型フルHD液晶ディスプレイ「32MP58HQ」だ。HDMIとアナログRGB入力を備えたハーフグレアタイプで、価格は3万円弱。売れ行き好調で、BUY MORE秋葉原本店は「PCディスプレイの大画面といえば27型でしたが、ここまで安いと27型狙いの層を引っ張っていくんじゃないかと思います。スペース的に置けないという場合を除き、ある程度安いなら大画面が欲しいという人が多いですから。3万円台後半だったら厳しかったでしょうが、このお値段なら」と、大画面ブームを起こしうると評価していた。

 ほかにも「32型前後の液晶パネルの値段がすごい勢いで下がっているので、近いうちに他社からも価格破壊的な大画面がいろいろ出てくるかも」(某ショップ)といったコメントもある。今後の新モデルにも注目したいところだ。

LG電子「32MP58HQ」

 一方で、ハイエンド級の新たな目玉も登場している。ASUSTeKの34型モデル「ROG Swift PG348Q」で、価格は20万円弱〜22万円強だ。緩やかな曲面を描く非光沢パネルを採用しており、解像度は3440×1440ピクセル、アスペクト比は21:9のワイド仕様となる。NVIDIA G-SYNCに対応するほか、100Hzのリフレッシュレートを実現しているのも特徴といえる。映像入力はDPとHDMIだ。

 入荷したオリオスペックは「大画面もそうですが、高速リフレッシュレートに注目して購入する人が多そうですね。自作ゲーマーに人気のR.O.Gシリーズですし、パーツとブランドをそろえたいというニーズもあるかもしれません。性能を引き出すには相当なハイスペックが必要ですが、まあ、分かっている人が買っていくでしょうから、そのあたりは心配していません」と話していた。

ASUSTeK「ROG Swift PG348Q」

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