通信関連でもASUSTeKの新製品が目立っている。IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応の無線LANルーター「RT-AC88U」で、価格は3万5000円強〜4万円弱となる。4本のアンテナを内蔵し、スループット技術「NitroQAM」を使うことで.11ac環境において最高2167Mbpsの通信環境が実現できるという。
BUY MORE秋葉原本店は「あまりに速すぎて実力をフルに使う環境は限られそうですが、注目度は高いですよ。2014年9月登場の『RT-AC87U』みたいな存在になるかもしれません」と話していた。
同社からはマザーボードも登場している。Z170チップセットを搭載したATXモデル「Z170-WS」で、価格は5万9000円前後となる。2基のM.2ソケットと1基のU.2ポートを駆使して、PCI Express接続のM.2 SSDやNVMe SSDを複数台使ってRAIDが構築できるのが特徴だ。
パソコンSHOPアークは「だいたい世代の最後に登場するWSシリーズがようやく登場したという感じです。つくりは上々ですし拡張性も高いので、価格なりのものが期待できると思います」と話していた。
また、ギガバイトからはIntel C232チップセットを採用したmicro ATXモデル「GA-X150M-PRO ECC」が登場している。価格は1万7000円弱だ。C232に対応するXeon E3-1200 v5シリーズやCore i3などのCPUが使える仕様で、メモリスロットはECC対応となる。TSUKUMO eX.は「最近はXeonを使いたいという一般ユーザーも増えているので、低価格で構築できるマザーの存在意義はそれなりに大きいと思います」と評価していた。
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