モバイルノートが怪物ゲーミングPCに変身する「Razer Core」を試してみた:GPUをノートPCに外付け(2/5 ページ)

» 2016年10月21日 06時00分 公開
[ドリキン,ITmedia]

グラフィックスカードの装着は簡単

 3Dグラフィックスのベンチマークテストを行う前に、まずはRazer Coreにグラフィックスカードを装着するときの使用感について触れておきます。

 本体背面のハンドルを握って引き出すと、スライドしてRazer Coreの中身が現れ、PCI Express x16スロットにアクセスできます。カードの装着に関しては、基本的にデスクトップPC用のマザーボードに実装されたPCI Express x16の拡張スロットと同じような使い勝手です。ケースの開閉を含め、ドライバーなどの工具が一切不要なのはうれしいポイントです。

Razer Core グラフィックスカードの着脱に工具は不要。ハンドルをひねるだけで簡単に中身を引き出せます
Razer Core 高速なインタフェースのThunderbolt 3を使って、PCI Express x16の拡張スロットをノートPCの外付けにして利用してしまおうというアイデアです
Razer Core NVIDIA GTX 980 Tiを装着した様子

 グラフィックスカード用の外部電源コネクターは8ピン(6+2ピン)が2つ内蔵されていて、GPUの最大消費電力は375Wまでサポートしているので、最新のハイエンドGPUでも電源の確保に困ることはないでしょう。初めてグラフィックスカードを装着して利用する人でも、迷うことなく簡単に作業できると思います。

 グラフィックスカードのサイズについては、2スロット仕様で152(幅)×310(奥行き)×44(高さ)mmまで収納可能と公式にアナウンスされています。

Razer Core GPUの外部電源用に8ピン(6+2ピン)が2つ用意されています
Razer Core Razer Coreの電源容量は500W。公式には375Wまでのグラフィックスカードの電源供給に対応しています

さすがに持ち運んでの利用は難しい

 Razer Coreのボディーは、Razer Bladeシリーズ同様にブラックメタルの質感でスタイリッシュなだけでなく、かなり重量感があります。

 僕は1週間ほどのバケーションを前に、旅行先でPCゲームを楽しもうとRazer Blade StealthとRazer Coreをトランクに入れて出掛ける計画していましたが、実物を手にして一瞬で諦めました。実際に重さを計測してみると、グラフィックスカードを除く本体ケースだけで4.7kgありました。本体サイズは104.9(幅)×339.9(奥行き)×218.4(高さ)mmです。

 というわけで、モバイルで利用することは現実的ではありませんが、家に据え置きしておいて、外出先ではRazer Blade Stealth単体で利用し、自宅ではRazer Coreと接続してデスクトップPCとして活用するというのがそもそもの想定される使い方です。

 USB Type-C形状のThunderbolt 3ケーブル1本で接続できるので、手軽に利用できます。Thunderboltケーブルは電源ケーブルも兼ねているので、Razer Blade StealthとRazer Coreの接続はケーブル1本だけです(Razer Coreに電源ケーブルの接続は必要です)。

 拡張したグラフィックスカード側の映像出力端子を利用すれば外部ディスプレイを接続することも可能ですが、もちろんノートPCの内蔵ディスプレイだけでも外付けGPUは機能します。

 またRazer Coreには4基のUSB 3.0とギガビット有線LANポートが搭載されているので、拡張ドックとしても便利です。

Razer Core USB 3.0×4ポートとギガビットLANポートも備えています

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