キヤノンはこのほど、4K表示対応のLCOSパネルを採用したハイエンドプロジェクター「4K600STZ」を発表、2017年4月上旬に発売する。価格はオープン。
最大6000ルーメン(lm)の高輝度表示と長寿命を実現するレーザー光源を採用したプロジェクターで、4Kデジタルシネマ(4096×2160ピクセル)を上回る4096×2400ピクセル表示対応のLCOSパネルを採用。広角ズームレンズに特殊光学材料を使用することで、4K映像の周辺部まで鮮明に投射を行うことが可能となっている。
また映像の白とびなどを抑え自然な階調表現を行えるHDR(ハイダイナミックレンジ)機能も搭載。HDCP 2.2対応機器の接続をサポートするほか、4K/8K映像の放送規格となるITU-R BT.2020の色域で撮影された映像入力にも対応した。
映像入力はHDMI×2、DVI×4を装備するほか、IEEE802.11b/g/n無線LAN接続も利用可能だ。本体サイズは約559(幅)×624(奥行き)×201(高さ)mm、重量は約26kg。
このほか、ランプ光源を採用した4K対応プロジェクター「4K501ST」もあわせて発表、11月15日に販売を開始する。
4K600STZ同様に4096×2400ピクセル表示対応のLCOSパネルを採用したモデルで、400Wランプ光源を採用し明るさ5000lmを実現している。価格はオープン。
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