初心者にもできる! SynologyのNASキットで作る、快適データ保存環境(4/4 ページ)

» 2016年12月20日 16時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

PCからファイルを書き込むには

 ここまでの作業でセットアップが完了し、NASとしての機能が使えるようになったわけだが、では実際にPCから手持ちのファイルをNASに保存するには、どうすればよいのだろうか。

 NASはPCに直結されているわけではないので、最初からPCのエクスプローラで、Cドライブなどと並列に表示されることはない。ではどこに表示されるかというと、Windowsのエクスプローラでは「ネットワーク」欄にNASのアイコンが表示される。アイコンをダブルクリックしてユーザー名とパスワードを入力すれば、設定済みの共有フォルダが表示され、ファイルを書き込めるというわけだ。

 ここまでNASアプリの導入をスキップせず行っていれば、この時点で「homes」「music」「photo」「video」という4つの共有フォルダ、およびNASが標準で用意している「home」フォルダ、計5つのフォルダが表示されるはずだ。あとはそれぞれの共有フォルダに、ファイルをドラッグ&ドロップすればコピーが行える。もしこの5つ以外に新しく共有フォルダを作りたければ、ブラウザからNASにログインしたのち、コントロールパネル→共有フォルダを選択し、「新規」をクリックすればよい。

 また、これら共有フォルダは、使うたびにWindowsエクスプローラの「ネットワーク」から開くのでも構わないが、利用頻度が高ければ、ネットワークドライブに登録し、任意のドライブレター(ZドライブやNドライブなど)をつけておけば、あとからCドライブなどと並列に表示されるようになる。ネットワークドライブはPCごとに設定しなくてはいけないため、複数のPCを所有している場合は同じ設定を繰り返す必要があるが、使い勝手は確実に向上するので、ぜひ設定しておきたいところだ。

DSMのホーム画面。PCのデスクトップとよく似たデザインで、右端にはシステムの健康状態やリソースモニタ、ストレージ、最近のログなどのウィジェットが表示される。ここでは共有フォルダの設定を見たいので、左側のアイコンの中から「コントロールパネル」をダブルクリックして開く

項目の一覧が表示された。左上の「共有フォルダ」をダブルクリックして開く

前述のNASアプリをすべてインストールしていれば、この時点で「homes」「music」「photo」「video」という共有フォルダができているはずだ。次はこれをWindowsのエクスプローラから見てみよう

Windowsのエクスプローラで、「コンピューター」の中にNASが表示されている(NASの名前はさきほど管理者アカウントの設定画面で入力した「サーバ名」)のでダブルクリックし、さきほどNASに設定したユーザー名とパスワードを入力して開く

Windowsから4つの共有フォルダ(と、NASが標準で用意しているhomeフォルダ)が表示できた。それぞれのフォルダの中にさまざまなデータをドラッグ&ドロップで保存していける。利用頻度が高いフォルダについては、右クリックからネットワークドライブとして登録しておくとよいだろう

 次回は、NASでデータを安全に扱うにあたってぜひ設定しておきたい、バックアップの方法について紹介する。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  7. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  8. エンスージアスト向けCPU「Core Ultra 200S Plus」登場 Eコア増量+メモリアクセス高速化+バイナリ最適化でパフォーマンス向上 (2026年03月11日)
  9. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  10. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年