Ryzen 7の下位シリーズとなる「Ryzen 5」が4月11日22時に発売解禁となる。週末時点でその告知とともに深夜販売イベントの実施を表明しているショップは、ドスパラ パーツ館とTSUKUMO eX.、ツクモDOS/Vパソコン館、ツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の5店。
発売予定は上位から、6コア/12スレッドの「1600X」(3.6GHz/ブースト4.0GHz)と「1600」(3.2GHz/ブースト3.6GHz)、4コア/8スレッドの「1500X」(3.5GHz/ブースト3.7GHz)と「1400」(3.2GHz/ブースト3.4GHz)の4モデル。このうち1600XだけはTDPが95Wあり、CPUクーラーが別売りになる。残り3モデルのTDPは65Wだ。税込み予価は順に3万3000円強、3万円前後、2万6000円前後、2万3000円弱となる。
深夜販売の感触は不透明との回答がほとんどだった。ドスパラ パーツ館は「中位のCPUですからね。Ryzen 7は予想以上に盛り上がりましたが、フタを開けてみないことには何とも。ただ、モノとしては注目している人が多いので好調に売れるのではと思います」と話していた。
また、Ryzen 5の登場によるRyzen 7の売れ行きの変化はあまり感じられない様子だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「1700無印が好調なのは以前とまったく変わりません。あれは割安さだけでなく、OC耐性やクーラーつき7という強みで後押しされているところがありますから。ニーズがきっかり変わってくるでしょうね」と分析する。
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