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» 2017年04月18日 00時00分 公開

人気プロ絵師による「Cintiq Pro 16」発売直前ガチレビューワコムの新型は天使? それとも鬼子?(7/9 ページ)

[refeia,ITmedia]

Cintiq Pro 16に4K表示する方法は?

 Cintiq Pro 16に4Kを表示する方法は、正規、正規でない方法を含めて、いくつかあります。

  1. 素直に動作確認が公開された機種を買う
  2. WacomLink経由でなんとか無理やり出力する
  3. 対応のマザーボードや、拡張カードを買う

 まずは最初のもの、これが一番確実だと思います。現状、知る限りでは先ほど述べた2機種がワコムのFAQで公開されています。現行機の情報の拡充を願いたいところです。

 次に、WacomLink経由で4K出力をする場合です。DisplayPort 1.2対応かつ短いケーブルを買ったり、カスタム解像度を作成したり、電源投入のタイミングを工夫したり、これらの方法の組み合わせで、成功例があることは分かっています。手元にある3台の4K対応PCで試してみたところ、

  • 低くないリフレッシュレートで表示できる機種もがあったが、接続に失敗したり
  • トーンジャンプ(色数の減少)が発生したり
  • 「MobileStudio Pro 16」での4K接続成功したものほど上手くいくわけでもなく
  • 新しいものほど上手くいくというわけでもない

 といった状況でした。3台のうちいずれも、手元で試す限りは 4K@60Hzで接続することはできませんでした。これらから、WacomLink経由の場合は何かの間違いで実用的な4K表示が得られることもあるけど、基本的に期待してはいけないと考えておいたほうがよさそうです。

トーンジャンプが発生している状態(上)

 次は、対応マザーボードや拡張カードについてです。最近はUSB Type-C端子を搭載したものもあり、中には DisplayPort入力があるマザーボードや、「ASUS ThunderboltEX 3」や、「GIGABYTE GC-ALPINE RIDGE」のように、DisplayPort入力がある USB Type-C拡張カードも存在します。これらを使えば、最新のハイパワーGPUを使いながら、4K出力ができる可能性があります。

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