それでは最後に、実際の仕事で使ったときの感想をまとめておきます。
好きな点
人によっては難点になりえる部分
といったところでしょうか。自分としては、WQHDでも生産性は落ちず(若干上がる)、コンパクトで設置も片付けも楽、必要に応じて運搬もでき、仕様に対して割安感すらある値段設定ということで、とても気に入っています。未来を見すぎて結果的に気難しめの仕様になってしまっていることを差し引いても、自分はこれは名機の予感をもって使っていました。
蛇足ですが、ソニー「DSC-RX100」というコンパクトデジカメがあります。それまで、小さな1/3〜1/1.7型のセンサーの「モバイルとコンパクトの群れ」と、大きな4/3以上の「一眼の群れ」しかなかったところに、隙間を埋める1型センサー、かつ2000万画素という、当時の平均的な一眼を超える高画素で飛び込んできた機種です。初カテゴリということで色々言われるところはありましたが、圧倒的なサイズ・画質比の名機で、初代は特別高くもなく、現在は5世代目まですべてが併売される一大シリーズになっています。自分は「Cintiq Pro 16」に、「DSC-RX100」を重ねて見ずにはいられないのです。
ワコム、従来比4倍の筆圧感知をサポートした13.3型/15.6型ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 13/16」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.