人気プロ絵師による「Cintiq Pro 16」発売直前ガチレビューワコムの新型は天使? それとも鬼子?(5/9 ページ)

» 2017年04月18日 00時00分 公開
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タッチ操作は気持ちいい、ペンと合わせて使うには引っかかりも

 本機はタッチ入力にも対応しています。今までタッチ操作とは無縁だった自宅デスクトップ機ですが、接続したとたんにWindowsタブレットと同様の操作感が得られるようになります。これは楽しいですね。


 ただし、ペンを使いながらのタッチ操作はそのままでは少し難しいです。ペンを持っている間は基本的に手は画面を触りまくるので、誤検出の防止のために、「ペンのカーソル付近には反応しない」「ペンが検知範囲外に出て少し経つまで反応しない」などの処理が組み込まれているようです。それがタップやピンチ、アプリ毎に一貫性を感じない状態で作動するように見えて、描きながら拡大縮小・移動のピンチ、ツール選択のタップなどを手早く行おうとすると、多くの場合失敗します。基本的にペンを置いたタッチオペレーションで恩恵があると考えるのが良いでしょう。

「Windowsのジェスチャーを使う」を設定することで、一部タッチ操作のレスポンスを改善できる

 ワコムの「タッチ設定」で「Windowsのジェスチャーを使う」を使うと一部のタッチ反応が良くなって、描きながらタップでツール選択、ぐらいまでは問題なくできるようになります。いずれにせよ先述のように設置して使う用に作られているので、描いている間は素直にキーボードや左手デバイスを使うのが良いと思います。

お仕事完成

 そして完成です。絵の初出が本来は雑誌になるはずが、自分の無理なお願いで順序が入れ替わってしまいましたので、ここではトリミングした状態で表示しています。少し変更を施して全体が見える状態で、近日発売の雑誌「E☆2」に掲載されます。

お仕事完成絵の顔付近

 これ以外にも2枚ほど、着手から完成まで「Cintiq Pro 16」の評価機をメイン液タブとして使って試させていただきました。自分の印象としては、21型からの移行に心配なしです。ただし、最終品質やスピードが上がるかというと「謎」です。良い機材を買ったら絵の神様が画力上げてくれないかなあ。

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