人気プロ絵師による「Cintiq Pro 16」発売直前ガチレビューワコムの新型は天使? それとも鬼子?(2/9 ページ)

» 2017年04月18日 00時00分 公開
[refeiaITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

制限や注意点も多数

 とても楽な接続や親切な仕様に感動しているのですが、いくつか気を付けなければならない点もあります。

 まずは、ケーブルを差し込む位置です。Cintiq Pro 16は、左側面に2個、右側面に1個のType-C端子がありますが、そのうち左上の1個だけが、4Kの映像入力に対応しています。他のポートを使用すると、WQHD (2560×1440ピクセル) が最大解像度になります。また、「WacomLink」使用時は、接続するポートに関わらず、WQHDが最大解像度になります。詳しくは後述します。

 また、右側面のポートが1個なので、電源入力とあわせて2本を接続すると、必ず左手側からケーブルが出ることになります。これは平置きで使おうとすると邪魔になるかもしれません。従来の小型Cintiqでは逆向きに置くことで左右が選べましたし、大型Cintiqはもともと側面からケーブルが出ない仕様でした。なので、従来機を使っていた方は自身の利用スタイルと合うかどうかを検討しておくべきでしょう。ただし、本体埋め込みのスタンドがとても優秀なので、平置きをしない限りは大きな問題にはなりづらいと思います。

スタンド使用時にはケーブルの下に約60mmの空間ができる

 13HDユーザーが気を付けなければならない点がもう1つあります。13HDのようにロックケーブルではないので、膝で抱えたり回し描きをしようとするとケーブルが抜けやすいです。基本的に設置して使うものと考えたほうが良いでしょう。

 また、見たままですが、ファンクションキーとタッチホイールがありません。相当の機能が必要な場合は「ExpressKey Remote」を別途購入する必要があります。用途によっては他の左手デバイスでも代用できるでしょう。

ファンクションキーとタッチホイールが必要な場合は「ExpressKey Remote」を別途購入する必要がある

 自分はキーボードマクロが必要だったので、設定画面から「オンスクリーンコントロール」を作成して、ペンのサイドボタンに割り当てて表示させています。横長で始末がよくて、場所を選んで常時表示させることができます。これはもしかしたら物理ファンクションキーより使い勝手が良いのでは……。

「オンスクリーンコントロール」は細長くて表示しやすいサイズ、ここにキーボードマクロなどの機能を登録できる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月10日 更新
  1. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  2. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  3. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  4. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  5. Apple Siliconはなぜ「オンデバイスAI」に強いのか? NVIDIA「RTX Spark」との比較で読み解くシリコン設計の哲学 (2026年06月08日)
  6. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  7. 高騰中のSSD、品薄のHDD──けれど“最終処分”のニーズは変わらず (2026年06月06日)
  8. 新GPU「RX 9070 GRE」搭載カード発売! 既存上位モデル「RX 9070 XT」との価格差に悩む声も (2026年06月08日)
  9. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  10. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー