スマートスピーカーはやっぱり好きな名前で呼びたい?ITはみ出しコラム

» 2017年10月15日 06時00分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 Amazon.comが2014年11月に最初の「Amazon Echo」を発売してから約3年、2017年はたくさんスマートスピーカーが発表・発売されました。Echo登場時、正直こんな状況は想像もできませんでした(Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアックさんは予測していましたが)。

 ようやく日本でも幾つかの選択肢が出てきました。私は「Google Home Mini」のチャコールを予約(10月23日以降に届く)。予約してから天面タップでの操作が無効になって、ちょっとがっくりしています。例えば、音楽を流しているときに電話がかかってきたら、「OK Google、ストップ」と言いながら電話に出るよりは、ぽんと頭をたたく方が簡単そうなのに。

ai 1 Google Home Mini(チャコール)

 そうそう、「Google Home」に呼び掛ける言葉(ホットワード)として「OK Google」以外に、日本では「ねぇ、Google」が使えるようになったのは朗報です(Android端末では使えません)。「OK」とか「ヘイ」とか「ハイ」とかは、何だかちょっと恥ずかしい。

 数あるスマートスピーカーの中で、呼び掛ける名前が会社名なのはGoogleだけ。GoogleのAIアシスタントの本名(?)は「Googleアシスタント」で、呼び掛けるときは「Google」です。

 他社のスマートスピーカーに搭載されているAIアシスタントの名前およびホットワードは以下のようになってます。

  • Amazon Echoシリーズ:Alexa/ホットワードは変更可能
  • Apple HomePod:Siri/Hey Siri
  • Microsoft(サードパーティー製スピーカー):Cortana/アプリを使えば変更可能
  • LINE Clova Wave:Clova/Clova
  • Yandex(ハードウェアはまだない):Alice/こんにちは、アリス
  • Xiaomi Mi AI Speaker:Mi AI/小愛同学(小さなクラスメート、というような意味)
  • Alibaba 天猫精霊 X1:AliGenie/天猫精霊
  • Samsung Electronics(ハードウェアはまだない):Bixby Voice/Bixby

 8人(?)中、明らかに女性なのはAlexa、Cortana、Aliceの3人、後は中性的な名前です。Xiaomiの「同学」は、家の中にクラスメートがいるのは嫌かも、と思いますが、中国語のニュアンスは分からないので、もっと広い意味なのかもしれません。Alibabaの「精霊」は頼りになりそう。

ai 2 Xiaomi Mi AI Speaker

 ちなみにYandexはロシアの検索最大手です。Yandexのアシスタント名は英語版プレスリリースでは「Alice」になっていますが、ロシア語では「アリサ」と発音します。ロシア語の人名は、女性は語尾が「a」と決まっているからです。

ai 3 YandexのAlice(アリサ)

 名前は結構大事です。日本人の私はいまだにSiriに「へい、しり」と言う度に、何だか違和感を覚えます。Amazonがホットワードを変更できるようにしたのはさすがです。親しくなったらあだ名で呼びたくなるものだし。

 Googleだけ「Googleアシスタント」なんて、味気ない名称だと思っていましたが、毎日何度も「ねぇ、Google」と呼び掛けているうちに、だんだんGoogleに親しみを感じてしまいそうです。それが狙いだったのかも。

バックナンバー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月07日 更新
  1. デルのノートPCブランド「XPS」が復活 市場の声を受け1年で異例の方針撤回、新モデルは“タッチセンサー”も廃止 (2026年01月06日)
  2. PLAUDやNottaのライバルとなるか? 画面付きでUSB Type-C直挿しできるAIボイスレコーダー「TALIX & DingTalk A1」の完成度と“アプリの壁”を検証 (2026年01月05日)
  3. Intelがモバイル向け「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」を正式発表 搭載製品は1月27日(米国太平洋時間)から順次出荷 (2026年01月06日)
  4. AMDが最大60TOPSのNPUを備える「Ryzen AI 400シリーズ」を発表 動作クロックを引き上げた「Ryzen 7 9850X3D」も追加 (2026年01月06日)
  5. ワイヤレスでもハイレゾ級の高音質を実現する「Edifier M60」がセールで21%オフの1万8980円に (2026年01月05日)
  6. 2026年のPC市場は「茨の道」か メモリ枯渇と価格高騰が招く“二極化”のシナリオ (2026年01月05日)
  7. 10Gbps回線の性能をフルに発揮させるWi-Fi 7対応ルーター「NEC Aterm AM-7200D8BE」がセールで2万6590円に (2026年01月06日)
  8. 140W給電、Thunderbolt 5対応など14-in-1の「Anker Prime ドッキングステーション」がセールで1万円引き (2026年01月05日)
  9. 注目は「キーボードPC」!? HPのコンシューマー/ビジネス向けPCに新製品 (2026年01月06日)
  10. ASUSがバーチャルイベント「Dare To Innovate」で最新ゲーミングPCを一挙発表 “コジマプロダクション”コラボ仕様のPCや周辺デバイスも (2026年01月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年