NEC、BTOサーバの需要予測にAI技術を活用

» 2017年11月08日 11時42分 公開
[ITmedia]

 NECは11月8日、受注生産方式で製造しているIAサーバ「Express5800」向けにAI技術を活用した需要予測を開始する。

 在庫部品の削減と欠品防止を目的とした需要予測機能で、同社のAI技術である「異種混合学習技術」を採用したのが特徴。これまではIAサーバの3カ月後の需要予測を専門要員が行っていたが、事前に実施した実証実験では部品在庫を最大45%(金額換算)削減できるという予測結果が出たと発表。この成果を踏まえ、本格導入を進めていくとしている。

 また、これら自社導入のノウハウを生かし、製造業の部品在庫削減を実現する製品需要予測ソリューションを2017年度中に提供開始する予定としている。

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