乃木坂46を使ったテレビCMでおなじみのマウスコンピューター。CMに使われているPCも順調に世代交代中で、乃木坂46 CMスペシャルサイトでもノート、デスクトップ、ゲーミングPCなどさまざまなものが紹介されている。今回は以前紹介したモデルの後継にあたる「m-Book B504E」を紹介しよう。
スマートフォンは便利だが画面が小さくて目が疲れる。やっぱり画面の大きなノートPCが欲しいという人も多いのではないだろうか。「でも、あまり予算がないし……」という方は、今回登場した「m-Book B504E」に注目だ。
m-Book B504Eは画面サイズの大きな15.6型液晶ディスプレイを搭載し、標準構成なら4万9800円(税別)という低価格で購入できる。これは以前に紹介した「乃木坂46 CM限定モデル m-Book B503E」(以下:旧乃木坂モデル)と類似している。今回はこの旧乃木坂モデルとの違いを中心に紹介していく。
まずはスペックから。CPUは旧モデルと同じくIntel製「Celeron N3450」(ベース1.1GHz、最大2.2GHz、内蔵キャッシュは2MB)が採用されている。グラフィックスチップはCPU内蔵のIntel HD Graphics 500。YouTubeなどの動画再生も十分にこなせる性能を持つ。また、外部ディスプレイ端子を利用すれば、4K高解像度のディスプレイ出力も可能だ。メモリ容量は標準で4GB、ストレージは倍の容量となる240GBのSSDとなっている。メモリとストレージに関してはBTOで仕様の変更が可能となっている。
それでは外観回りをチェックしよう。本体のサイズはカタログ値で377(幅)×259(奥行)×22.8(高さ)mmと前乃木坂モデルと同じ。ただし、重さは約2.2kgから2.0kgと若干、軽量化はされている。ACアダプタがコンパクトなのも同じで、サイズは約38(幅)×90(奥行)×26.5(高さ)mm。標準時の消費電力は若干改善されており、旧乃木坂モデルでは約7.1Wだったのに対して、本製品では6.5Wとなっている。最大時40W、スリープ時0.6Wの部分には変化がない。
画面の大きさは15.6型。解像度は旧乃木坂モデルの1366×768ピクセルよりも広い1920×1080ピクセルのフルHD解像度に変更されており、表示可能な情報量が増えた。これにより、オフィス用途からWeb閲覧まで幅広い利用シーンで使い勝手が向上した。
また、パネルの表面処理が旧モデルのノングレアタイプから、コントラストが高く写真を表示した際に見栄えのいいグレアタイプに変更されている。その半面、室内のライトなどは映り込みやすい。
パネルの発色はそれなりだが、全体に色が浅く見える傾向にある。横方向の視野角は旧モデルよりも向上している印象だが、上方向からは画面が読み取りにくくなる。ディスプレイの上部に100万画素のWebカメラを内蔵している点も旧乃木坂モデルと同じだ。
旧モデルと比べて一目で分かる違いは、天板部とキーボード面がブラックからホワイトになっていること。以前はブラックの本体にメーカーロゴが小さく入ったやや地味なデザインだった。しかし、本製品では天板部にマウスコンピューターのロゴマークが入ったものになっている。カラーリングが変更されたため、デザインは同じでもおしゃれな印象に様変わりしている。
なお、ディスプレイを開くと液晶パネルの下端部分が床面に設置し、キーボード面が持ち上がる構造も旧モデルから引き継いでいる。最大で約4.8mmほど持ち上がり、キーボードをタイピングしたすいのはうれしい。
キーボードも物理的な部分は旧モデルと同じだ。15.6型液晶を搭載した大型モデルであるためキー配列には余裕があり、10キーも備える。キーピッチは約18mm、平均的なキートップの縦横は約14.9mm角となっている。キーストロークは約1.8mmほどあり、テキストなどのタイプにストレスは感じない。タイプ音も静かなので、夜間の作業でも気にならないだろう。タッチパットはボタンが独立したタイプなので操作ミスも起こしにくい。
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