美しいディスプレイと圧倒的パワー 時代の先端を行くモバイルPC「XPS 13」(3/3 ページ)

» 2018年06月22日 17時30分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]
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第8世代Core採用機としてもトップクラスのパフォーマンス

 ベンチマークテストの結果を掲載する。DELL Power Managerの設定は、デフォルトの「最適」で行っている。クアッドコアのCore i7-8550Uのパフォーマンスをどれだけ引き出せているかが注目だ。

 CPU性能の目安になるCINEBENCH R15のCPUスコアは612。クアッドコアCPUならではのスコアがしっかりと出ている。アプリケーションベースで総合性能を見るPCMark 10のスコアも非常に優秀。VAIO S13(VAIO TruePerformance有効時)と比較しても遜色のないスコアが出ている。

 CPU内蔵グラフィックスを使用した第8世代Core搭載機の中ではトップクラスといってよいパフォーマンスを発揮できている。Premiere Pro CCのH.265エンコードのような高負荷作業でも良い結果が出ており、これだけの薄型ボディーでこれだけのパフォーマンスを発揮できるのは驚きである。

CINEBENCH R15のスコア
PCMark 10のスコア。
3DMark FireStrikeのスコア
3DMark SkyDiverのスコア
FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークのスコア(1280×720ピクセル、標準品質、ウィンドウモード)
Adobe Premiere Pro CCでのプロジェクト書き出し(エンコード)時間。7つの4Kクリップをエフェクトでつなぎ、H.264のMP4ファイルへ出力するのにかかった時間

最大輝度でも実測6時間以上のバッテリー動作

 バッテリー容量は52Whで、クラムシェル型のモバイルノートPCとしては水準以上の容量を搭載している。テストはディスプレイ最大輝度と輝度40%の2通りで行った。bbench 1.01(海人氏・作)を利用し、10秒間隔でテキスト入力、60秒間隔でWebサイト巡回(10サイト)という設定で測定した。

 輝度100%では、残り20%までで5時間33分、残り6%まで6時間48分動作した。輝度40%では、残り20%まで7時間12分、残り6%まで8時間25分動作した。ハイパフォーマンスと長時間駆動を見事に両立しているといえる。

 動作音もアイドル時や低負荷時は静か。FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークやAdobe Premiere Pro CCのエンコードなどの高負荷時にはファンが高速で回る音がするが、比較的落ち着いた安定した音でそれほどうるさい印象はない。

 発熱は排気口があるヒンジ部分とキーボードの上部左側が中心。パームレストまではほとんど伝わってこないが、キーボードはやはり熱を帯びる印象がある。室温20℃前後なら負荷をかけても多少暖かい程度だが、夏場はDELL Power Managerでよりファンを回す「低温」を選択するなど、設定の工夫が必要かもしれない。

バッテリーレポート出力。バッテリーの設計容量、フルチャージ容量ともに約52Wh。公称値と同じだ
FLIOR ONEで撮影したAdobe Premiere Pro CCテスト(H.264)終盤のサーモグラフィー。室温20℃。温度は放射温度計に比べると3〜4℃高めに出る傾向だ
正面5cmの距離から測定した動作音
暗騒音: 32.3dB
アイドル時: 32.8dB
低負荷時: 32.8dB
FFベンチ実行時: 41.6dB
Premiere Pro CCエンコード(H.264): 43.8dB

時代の先端を行くモバイルノート

 1.2kg弱の薄型軽量ボディーにクアッドコアのパフォーマンスをスポイルせずに搭載できていることに加えて、狭額縁の明るく美しい液晶ディスプレイ、2基のThunderbolt 3を含むUSB PD対応のUSB Type-Cポートなどの先進インタフェースといった付加価値も備える。まさに時代の最先端を行くモバイルPCといえるだろう。

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