店内では9時過ぎから数人の店員が展示品の最終調整を行っているが、どこまで行列が延びたのか確かめるべく、四条通りを河原町駅方面に歩いてみることにした。
前方に動かしたはずの行列だが、最後尾は河原町駅により近づいていた。Appleパワーはすごい。
9時30分近くになると、Appleの公式カメラマンが店外にやってきて、並んでいる人の撮影を始めた。撮る側も撮られる側も、どことなくハイテンションだ。
2階からAppleのスタッフが大勢下りてきた。どうやらこれからオープン記念の撮影を行うようだ。
店員には日本人を含むアジア系の人の他に、ヨーロッパ系の人も複数いる。国内外のApple Storeに行くと、Apple Storeのリアル店舗はそれ自体が「多様性」を示しているのだと分かる。
ふと行列の先頭集団を見ると、店内にいるスタッフと同じくハイテンションに。スタッフが歓声を上げると、それに合わせて歓声を上げていた。
Apple 京都の2階といえば、1階と2階を結ぶ階段の手すりが、米国の新本社にある「Steve Jobs Theater(スティーブ・ジョブズシアター)」と同じデザインとなっている。階段も、従来のガラス製のものではなく、同シアターと同じく人工大理石となっている。
京都に来れば、ある意味でクパチーノ気分を味わえる。
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