15型ディスプレイと独立GPUを搭載した“究極”モデル――「ThinkPad X1 Extreme」見参IFA 2018

» 2018年08月31日 03時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 Lenovoは8月30日(中央ヨーロッパ夏時間)、新型ノートPC「ThinkPad X1 Extreme」を発表した。ThinkPad X1シリーズとしては初めて「15型ディスプレイ」と「独立GPU」を搭載。薄型・軽量ボディーとハイパフォーマンスの両立を図っている。米国では9月から販売を開始する予定で、最小構成時の販売価格は1859ドル(約21万円)となっている。

 なお、ThinkPad X1 Extremeは日本でも発売されたモバイルワークステーション「ThinkPad P1」の兄弟モデルでもある。

(ThinkPad X1 Extremeの国内販売は未定)

ThinkPad X1 Extreme ThinkPad X1 Extreme(写真は米国英語キーボード・赤外線カメラ搭載モデル)

 CPUは第8世代Coreプロセッサを搭載する。発売時は「Core i7 with vPro」が最高構成だが、12月をめどにCore i9も選択できるようになる予定だ。

 外部GPUはNVIDIAの「GeForce 1050 Ti Max-Q」(ビデオメモリ4GB)を搭載している。これにより、従来のX1シリーズよりも3Dレンダリング、ビデオ編集やゲームを快適にこなせるようになる。

GeForce 1050 Ti Max-Q ThinkPad X1シリーズとしては初めて、外部GPU(GeForce 1050 Ti Max-Q)を搭載

 メモリスロットはDDR4規格のDIMMスロットを2つ備え、最大64GBまで搭載できる。

 ストレージはM.2フォームファクタのSSD(Serial ATAまたはNVMe)を最大2枚まで搭載可能で、RAIDを構成することもできる(レベル0【ストライピング】とレベル1【ミラーリング】に対応)。最大で1TBのNVMe SSDを2枚(合計2TB)搭載する構成を選べる。

クーリングシステム 独立GPUを搭載していることもあり、冷却ファンを2つ備えている。この写真を見る限り、SSDだけではなくメインメモリもCRU(ユーザーによる交換可能デバイス)であるようだ

 ディスプレイは15.6型IPS液晶で、解像度はフルHD(1920×180ピクセル)か4K(3840×2160ピクセル)から選択できる。

 4K液晶はタッチセンサーを備え、「Dolby Vision」規格のHDR(高ダイナミックレンジ)表示に対応し、「Adobe RGB」の色域を100%表示できる。輝度は400nits(カンデラ/平方メートル)と明るめだ。4K液晶モデルはペン操作にも対応する。

 サウンド面では「Dolby Audio Premium」に対応している。ヘッドフォン装着時は「Dolby Atmos」にも対応する。

 Webカメラは720p(1280×720ピクセル)撮影に対応したもので、「ThinkShutter(物理的なカメラぶた)付き」か「Windows Hello対応の赤外線カメラ付き」を選択できる。

4K液晶(その1) 4K液晶モデルはHDR表示に対応し……
4K液晶(その2) ペン操作にも対応する(ペンは別売)

 バッテリー容量は31Whで、満充電から最長で15時間駆動できる(MobileMark 2014での自社計測値)。バッテリーの急速充電(RapidCharge)にも対応している。ただし、ユーザーによる交換はできない。

 ポート類は左側面に電源端子、Thunderbolt 3(USB 3.1 Type-C/DisplayPort)×2、HDMI 2.0、Ethernet(要変換アダプタ)とイヤフォンマイク端子を備え、右側面にUSB 3.1 Gen1(USB 3.0) Type-A×2(うち1つはPowered USB対応)とSDメモリーカードリーダーを備える。

左振り 左側面には電源端子も見られる。独立GPUを搭載した影響と思われる

 ワイヤレス通信はIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)のWi-Fi(無線LAN)と、Bluetooth 5.0に対応する。

 ボディーサイズは361.8(幅)×245.7(高さ)×18.4(奥行き)mmで、重量は約1.7kg(4K液晶モデルは1.8kg)となっている。

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