3万円台で登場したTuring 「GeForce GTX 1660 Ti」の実力は?(4/4 ページ)

» 2019年02月28日 14時49分 公開
[石川ひさよしITmedia]
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メインストリームユーザーが求めるコスパはクリアしたのでは?

 GeForce GTX 1660 Tiの性能は、おおむねGeForce GTX 1070に近く、テストによってはGeForce GTX 1070 Tiに迫るところも見られた。旧世代の1つ上のグレードをメインストリーム価格で実現したといえる。

 現在GeForce GTX 1060を使っていたり、それよりも以前のGPUを使っていたりといったユーザーからすれば、メインストリームの定義は最廉価で3万円台前半から3万円台半ば。GeForce GTX 1660 Tiは、これにマッチする価格で登場しており、買い換え候補としても有望だろう。

 実ゲームでの性能も、WQHDなら中〜高画質、フルHDなら余裕のあるレベルで、メインストリームのゲーミング環境からそのやや上までカバーできている。その上で、グラフィックスメモリは6GBで、ROPsもメインストリームなりの数なので、4K解像度はそのゲームプレイ環境としては適さないだろう。

 一方、スペックから予想できた通り、GeForce RTX 2060と比べるとやや大きな開きがある。冒頭でも書いたが、GeForce RTX 2060ではやや価格的にメインストリームでも上のあたりをターゲットにしていた印象があった。ただし、GeForce GTX 1660 Tiが登場したことにより、GeForce RTX 2060のポジションが多少明確になった印象もある。GeForce GTX 1660 Tiよりもワンランク上の性能を求めるならこちらの方がよい。

 GeForce RTX 2060は価格的にも落ち着きを見せ始めており、4万円台前半から製品がある。ベンチマークテストでも、GeForce GTX 1660 Tiに対し5〜15fps程度高く、さらに新機能も利用できる。1万円の価格差として、コスパを重視するならGeForce GTX 1660 Ti、1つ上を目指すならばGeForce RTX 2060と、選びやすくなったのではないだろうか。

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