エムエスアイコンピュータージャパンは、第9世代Coreプロセッサを搭載するゲーミングノートPCとクリエイターノートPCを5月17日から順次発売する。いずれもNVIDIA製GPU「GeForce RTX 20シリーズ」または「GeForce GTX 16シリーズ」のいずれかを搭載しており、CPUとGPUの両面で基本性能が向上している。
ゲーミングノートPCでは、8シリーズ12機種が登場する。
「GP75 Leopard」は、高機能・ハイスペックモデルとして位置付けられている「GE75 Raider」をベースに、一部性能とデザインを最適化することで価格を抑えたモデル。
CPUは「Core i7-9750H」(2.6G〜4.5GHz、6コア12スレッド)で、ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の17.3型液晶(リフレッシュレート144Hz)。メインメモリは16GB(8GB×2)、ストレージは256GBのSSD(NVMe)と1TBのHDDを備える。
税込み想定価格は「GeForce RTX 2060」モデルが25万3000円前後、「GeForce GTX 1660 Ti」搭載モデルが22万8000円前後だ。
「GS65 Stealth」は15.6型、「GS75 Stealth」は17.3型のフルHD液晶を搭載する薄型モデル。いずれもCPUはCore i7-9750Hで、メインメモリは16GB(8GB×2)、ストレージは512GBのSSD(NVMe)を備える。
GS65 Stealthの液晶のリフレッシュレートは240Hzで、より滑らかな表示に対応している。税込み想定価格は「GeForce RTX 2080(Max-Qデザイン)」モデルが42万3000円前後、「GeForce 2070(Max-Qデザイン)」モデルが35万1000円前後となる。
GS75 Stealthの液晶のリフレッシュレートは144Hz。税込み想定価格はGeForce RTX 2080(Max-Qデザイン)モデルが43万5000円前後、GeForce RTX 2060モデルが29万8000円前後となる。
「GT63 Titan」は15.6型、「GT75 Titan」は17.3型の4K(3840×2160ピクセル)液晶を搭載するウルトラハイエンドモデル。いずれもメインメモリは32GB(16GB×2)、ストレージは512GBのSSD(NVMe)と1TBのHDDを搭載し、GPUは「GeForce RTX 2080」を備える。
GT63 TitanのCPUは「Core i9-9880H」(2.3G〜4.8GHz、8コア16スレッド)。税込み想定販売価格は49万6000円前後だ。
GT75 TitanのCPUは「Core i9-9980HK」(2.4G〜5GHz、8コア16スレッド)。税込み想定販売価格は53万9000円前後だ。
「GE75 Raider」は17.3型のフルHD液晶(リフレッシュレート144Hz)を搭載する、狭額縁デザインのコンパクトモデル。CPUはCore i7-9750Hで、メインメモリは16GB(8GB×2)、ストレージは512GBのSSD(NVMe)と1TBのHDDを備える。
税込み想定価格はGeForce RTX 2070モデルが32万9000円前後、GeForce RTX 2080モデルが41万5000円前後となる。
「GF63 Thin」は15.6型、「GF75 Thin」は17.3型のフルHD液晶を搭載する薄型のエントリーモデル。いずれもCPUはCore i7-9750Hで、メインメモリは16GB(8GB×2)、ストレージは256GBのSSD(NVMe)と1TBのHDDを備える。
GF63 ThinのGPUは「GeForce GTX 1650(Max-Qデザイン)」で、税込み想定価格は16万7000円前後となる。
GF75 ThinのGPUはGeForce GTX 1650で、税込み想定価格は19万4000円前後となる。
クリエイター向けノートPCでは「P65 Creator」に第9世代Coreプロセッサ搭載モデルが追加される。また「PS63 Modern」ではGPUを最新のGeForceに置き換えたモデルが登場する。
P65 Creatorは、ゲーミングノートPC開発のノウハウを生かして開発されたクリエイター向けモデル。CPUにCore i7-9750H、GPUにGeForce RTX 2060を採用。ストレージは512GBのSSD(NVMe)を備える。
税込みの想定販売価格はメインメモリ16GB(8GB×2)モデルが25万8000円前後、32GB(16GB×2)モデルが28万8000円前後となる。
PS63 Modernは、薄型・軽量のクリエイター向けモデル。CPUは「Core i7-8565U」(1.8G〜4.6GHz、4コア8スレッド)で今回発表されたモデルでは唯一第8世代のものを搭載する。ただし、GPUがGeForce GTX 1650(Max-Qデザイン)に変更されている。メインメモリは16GB(8GB×2)で、ストレージは512GBのSSD(NVMe)を搭載する
税込みの想定販売価格は、19万9000円前後だ。
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