マウスコンピューターの「G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5740」シリーズは15.6型液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCだ。
厚さ29.9mm、重量約2.6kgと、それほど薄くて軽いわけではないが、狭額縁デザインを採用しており、大画面ながら省スペースであることが特徴で、「GeForce RTX 2070」「Core i7-8750H」など、最新のゲームタイトルが楽しめるスペックを備えている。
直販サイトでは2種類のベースモデルが用意されており、それぞれ構成をカスタマイズして注文することもできる。今回は、シリーズで一番リーズナブルなベースモデル「NEXTGEAR-NOTE i5740SA1」(Web販売価格19万9800円〜)の評価機を入手した。性能や使い勝手をレビューしよう。
記事掲載時現在、今回レビューしたi5740SA1は受注を停止しています。その代わり、7月31日までの期間限定で、最上位モデルの「i5740PA1」が同一価格で販売されています。
i5740SA1と比べると、メインメモリが32GB(16GB×2)と倍増。SSDは「Intel 660p」の512GBモデル(PCI Express接続)となり、2TBのHDDも搭載しています。より快適に使えるので、お勧めです!
NEXTGEAR-NOTE i5740シリーズの具体的なボディーサイズは、349(幅)×257.8(奥行き))×29.9(厚さ)mm。15.6型の液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCとしては、フットプリントが小さく、扱いやすい印象を受ける。
重量は約2.6kgとそれなりにあり、持ち運ぶ用途には適さないが、部屋を移動して使ったりするくらいなら苦にならない。
設置に必要なスペースが小さく、使わない時にしまっておく時にもそれほど場所を取らないため、扱いやすいサイズ感にまとまっているメリットは少なくない。
先述の通り、画面ベゼルは狭額縁デザインを採用している。実測のベゼル幅は上が約1mm弱、左右が約7mm弱。極端なスリムベゼルではないが、ボディーのフットプリント削減に加え、すっきりした見た目の印象の良さにも貢献している。
インタフェースは先進的かつ充実している。USBポートは、3つのUSB 3.0 Type-A端子に加えて、2つのUSB 3.1 Type-C端子も備える。背面にあるUSB Type-C端子はディスプレイ出力にも対応している。ディスプレイ出力としてはHDMI端子とMini DisplayPort端子も用意している。
前面には高速通信規格「UHS-II」に対応したフルサイズのSDメモリーカードスロットを搭載。デジタルカメラからのデータ取り込みにも便利だ。
通信機能は、Ethernet(有線LAN)の他、IEEE802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)のWi-Fi(無線LAN)とBluetooth 5.0に対応する。Ethernetは1000BASE-T対応で、Wi-Fiの最高通信速度は433Mbpsだ。
画面の上ベゼルには、約100万画素のWebカメラも装備している。
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