一方のSurface Pro 6は、2in1タイプのSurfaceとしては最上位のモデルにあたり、画面サイズは12.3型だ。ボディーサイズは約201(幅)×292(奥行き)×8.5(厚さ)mmと、こちらもA4サイズ(210×297mm)とほぼ同等になる。
画面解像度は2736×1824ピクセル(267ppi)とアスペクト比は3:2で、この手のデバイスとしては珍しい比率だ。一般にワイド比率などといわれる16:10よりは、iPad Pro(2732×2048ピクセル、264ppi)が採用している4:3にわずかに近い。
オプションとなるカバー兼外付けキーボードのタイプカバーは、PC本体とマグネットで吸着する仕組みなど、基本的な構造は前回紹介したSurface Goと同様で、キーボードの手前にはタッチパッドも備えている。今回は試用していないが、ラインアップの中には指紋認証機能を搭載したモデルも用意されている。
前回紹介したモデルとのサイズの違いは、以下の写真をご覧いただくのがわかりやすいだろう。基本的に構造は同じで、大きさのみが異なる格好だ。いずれも画面サイズの拡大に合わせてキーボードの横幅も広がったことで、キーピッチも広がり、快適なタイプが可能になっている。
ただしアスペクト比がいずれも3:2のSurfaceと異なり、11型iPad Proはアスペクト比が4:3よりもわずかに横長なので、並べて12.9型モデルを置くと、横方向以上に縦方向に画面が拡大したように見える。
次のページでは、両製品をもう少し詳しく比較していく。
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