時計表示に特化した小型スマートディスプレイ「Lenovo Smart Clock」を使ってみた山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)

» 2019年08月28日 07時30分 公開
[山口真弘ITmedia]

 各社から続々と登場しつつある画面付きのスマートスピーカー、俗に言う「スマートディスプレイ」だが、国内においてGoogle Assistant陣営は、これまで7型の「Google Nest Hub」しか選択肢がなかった。10.1型と5.5型、さらにAlexaが動作するFireタブレット2製品など多彩な選択肢があるAmazon Alexa陣営に比べると、少々寂しいラインアップだった。

 そこに今回登場したのが、レノボの10.1型モデル「Lenovo Smart Display M10」と、4型モデル「Lenovo Smart Clock」だ。発売元はGoogleではないが、Google Assistantを搭載した、いわば互換モデルという位置付けだ。

 Lenovo Smart Clockは、スマートディスプレイではなくスマートクロックという製品名からも分かるように、時計機能に注力した製品だ。7型の「Google Nest Hub」、およびコンセプトがよく似たAmazonの「Echo Show 5」と比較しつつチェックしていく。

Lenovo Smart Clock レノボ「Lenovo Smart Clock」。手のひらサイズの小型ボディが特徴だ。重量は約328gある

4型の手のひらサイズながらも奥行きはそこそこある

 まず本製品の基本仕様をざっと見ていこう。画面サイズは4型で、iPhone 5やSEと同等だ。5.5型の液晶を搭載したEcho Show 5よりも、さらに小型ということになる。解像度は480×800ピクセルと低めだが、動画を再生するわけではないので、特に支障はない。

 もっとも、実際に設置すると意外に奥行きがあることに驚かされる。約79.2mmという本体の奥行きに加えて、電源ジャックが後方に飛び出るため、設置に必要な奥行きは、Echo Show 5はもちろん、画面サイズが7型のGoogle Nest Hubを上回る。コンパクトさに引かれて本製品を選ぶと、逆に置き場所に困りかねないので注意が必要だ。

 本体は、背面および左右両側面がファブリック生地で覆われるという、スマートスピーカーとしては一般的な外観だ。本体上部には、音量調整のための「+」と「−」ボタンがある。ボタンの上に印刷されているわけではなく、実際にモールドされているので、暗い部屋でも間違いなく押すことができる。

 本体の背面には、電源ジャックの他に、USBポートが搭載されている。本製品はステレオジャックがないため、最初にこのUSBポートを見た時、USBスピーカーを接続できるのかと思ったが、実際には単なる給電用のポートで、スマホの充電などに使えるというのがウリらしい。このあたりは親切なのかお節介なのか判断しづらい。

Lenovo Smart Clock 画面付きスマートスピーカーとしてはスタンダードな形状だ。カメラを搭載しないのはGoogle Nest Hubと共通の仕様である
Lenovo Smart Clock 付属品一覧。本体の他にACアダプタ、基本的な操作方法を記した多国語対応のスタートガイドが用意されている
Lenovo Smart Clock 側面と背面ともどもファブリック生地で覆われている。意外に奥行きがあることが分かる
Lenovo Smart Clock 背後から見たところ。スピーカーは背面中央付近にある
Lenovo Smart Clock 背面端子は電源ジャック、マイクのオン/オフスイッチ、外部機器充電用のUSBポート。AUX端子がないため有線スピーカーは接続できない
Lenovo Smart Clock 音量ボタンは「+」「−」がモールドされており、暗いところでも識別しやすい
Lenovo Smart Clock 奥行きがかなりある本製品だが、ここからさらにケーブルが後方に突き出る
Lenovo Smart Clock Echo Show 5(右)との比較。画面サイズは4型と5.5型で差があるが、高さ(約79.8mm)は意外に違いがない
Smart Clock 横から見たところ。電源ケーブルをつないだ状態で比較しても、本製品の方がプラス1cmほど奥行きが必要だ
Smart Clock Google Nest Hub(右)との比較。画面サイズは4型と7型ということで差は明らか。高さもかなり異なる
Smart Clock 横から見たところ。電源ケーブルをつないだ状態で比較すると、本製品の方がプラス3cmも奥行きが必要になる

 次のページではユーザーインタフェースを見ていこう。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月07日 更新
  1. デルのノートPCブランド「XPS」が復活 市場の声を受け1年で異例の方針撤回、新モデルは“タッチセンサー”も廃止 (2026年01月06日)
  2. 注目は「キーボードPC」!? HPのコンシューマー/ビジネス向けPCに新製品 (2026年01月06日)
  3. 10Gbps回線の性能をフルに発揮させるWi-Fi 7対応ルーター「NEC Aterm AM-7200D8BE」がセールで2万6590円に (2026年01月06日)
  4. AMDが最大60TOPSのNPUを備える「Ryzen AI 400シリーズ」を発表 動作クロックを引き上げた「Ryzen 7 9850X3D」も追加 (2026年01月06日)
  5. Intelがモバイル向け「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」を正式発表 搭載製品は1月27日(米国太平洋時間)から順次出荷 (2026年01月06日)
  6. PLAUDやNottaのライバルとなるか? 画面付きでUSB Type-C直挿しできるAIボイスレコーダー「TALIX & DingTalk A1」の完成度と“アプリの壁”を検証 (2026年01月05日)
  7. 2026年のPC市場は「茨の道」か メモリ枯渇と価格高騰が招く“二極化”のシナリオ (2026年01月05日)
  8. ワイヤレスでもハイレゾ級の高音質を実現する「Edifier M60」がセールで21%オフの1万8980円に (2026年01月05日)
  9. 140W給電、Thunderbolt 5対応など14-in-1の「Anker Prime ドッキングステーション」がセールで1万円引き (2026年01月05日)
  10. ASUSがバーチャルイベント「Dare To Innovate」で最新ゲーミングPCを一挙発表 “コジマプロダクション”コラボ仕様のPCや周辺デバイスも (2026年01月06日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年