「デスク秘密基地化計画」というロゴが目立つのは、ASUSとバウヒュッテ(Bauhutte)の共同ブース。家具メーカーのビーズによるゲーミング家具Bauhutteを、ASUSのゲーミングPC「ROG」で遊びながら体験できるようになっている。
実はASUSとビーズのコラボゲーミング家具は、SNSによるつぶやきで生まれたものだという。家具のカタログを作る際、利用イメージをしやすくするため上に載せるマシンを提供してもらえないかとビーズの中の人がつぶやいたところ、ASUSの中の人が反応。何度か貸し借りをするうち、「コラボ家具を作ろう」といことになったという。
共同での参戦は2018年から始めており、「ゲーム実況ステージもいいけれど、実際の使用感を体験していただきたい。とはいえ、別々にブースを出すとなると場所の確保も大変なため、共同で出展することで、より広いスペースで大勢の来場者に楽しんでいただける」と担当者は説明していた。
PC USERでもおなじみのGPDは、9月21日に発売する「GPD Pocket2 MAX」と既存の「GPD WIN2」を展示。どちらも実機に触れることができた。
GPD Pocket2 MAXは、8.9型WQXGAタッチディスプレイを備えた超小型PCだ。ボディーサイズは213(幅)×149.5(奥行き)×14.2(最厚部)mm、重量は約650gとなる。IntelのCore m3-8100YのCPU、16GBのメモリー、512GBのSSDを搭載している。
GPD WIN2は、6型HDディスプレイを備えたWindows 10搭載のポータブルゲーミングPC。十字キーやジョイスティックなど、PCゲームをどこでもプレイできる仕様だ。試遊機は4台あり、入場者たちが入れ代わり立ち代わり、同機でのゲームプレイの感触を味わっていた。
SMACHはスペイン発のベンチャー企業。超小型モバイルゲーミングPCを開発している。展示機の「SMACH Z」は、どこからどう見ても携帯ゲーム機に見えるが、Windows 10を搭載したれっきとしたPCだ。
現在、無印、PRO、ULTRAの3バージョンを予約受付中だ。6型フルHDタッチスクリーンは共通で、メモリーやSSDの最小構成はそれぞれ4GB/64GB、8GB/128GB、16GB/256GBとなっているが、カメラの有無、搭載OSも含めカスタマイズできるようになっている。
SMACH COO&Co-founderのアントニオ・デ・ラ・トレ(ANTONIO DE LA TORRE)氏に、なぜポータブルコンシューマーゲーム機が各メーカーから発売されているのに、あえてこの形でゲーミングPCを開発したのかたずねたところ、「ゲームタイトルは、PCの方が断然多いから」とのこと。「もっと小さいゲーミングPCはあると思うが、このスペックのもので、これほど小さいものはないと思う」と語っていた。
なお、同機にはUSB Type-C、USB Type-A、Micro USB、ディスプレイポートなどを搭載。Bluetooth接続のものも含め、マウスやキーボードなどと連携させれば、通常のオフィス業務もこなすことができる。
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