ゲーミングPCブランド「OMEN」を展開する日本HPでは、世界初のデュアルスクリーン搭載ゲーミングノートPC「OMEN X 2S 15」などを展示していた。
CPUはIntelのCore i9-9880H、メモリは32GB、SSDは1TB、グラフィックスカードにMax-Q Design採用のNVIDIA GeForce RTX 2080を採用。キーボードは軽快に入力できるメンブレン式だ。
最大の特徴は、キーボード上部に搭載した5.98型のセカンドディスプレイだ。メインディスプレイ同様のフルHD解像度で表示できる上にタッチスクリーン式なので、お手本にしたいゲームプレイ動画、チャット、SNS、楽曲のプレイリストなどを表示しておけば、プレイ画面を妨げることなく、しかも最小限の目の動きだけで確認できるという。
セカンドディスプレイに表示したウィンドウは専用キーでメイン・セカンドディスプレイ間移動、表示/非表示切り替え、テンキー表示などが行える。マウスなどを使うことなく、キーひとつでそれらを操作できるのが魅力的だと感じた。なお、価格は39万9800円(税別)だ。
この価格設定には「新しいものが出ても、コンセプトモデル的な立ち位置で、自分たちには買えないよね、という負の体験ではなく、良い環境を手に入れたいユーザーさまが最高の環境を用意したいというメーカー側と一体感を得ていただくため。絵の中の餅ではなく、手に取れる等身大の使ってもらえるマシンにしたい」というメーカー側の願いが反映されたものだという。
その他、サムレストとボタンを左右で入れ替えられるため左右どちらの手にも対応した高性能マウス「OMEN Photon」や、音量をわずかな指の動きでコントロールできるロールバー式ボリュームコントローラーを搭載したキーボード「OMEN Sequencer」なども展示していた。
ゲーミングPCとして量販店でも売り場面積を確保しているMSIは、15.6型フルHD狭額縁ディスプレイ搭載の試作機「GF63 Thin」を展示。ゲーミングPCには分厚いイメージがあるが、その名の通り21.7mmという薄いボディーが特徴的だ。
構成はCPUがIntelのCore i7-9750、GPUはMAX-Q Design採用のNVIDIA GeForce GTX 1650、メモリ16GB、ストレージは256GB SSD+1TB HDD。エントリーモデルという位置付けのため、17万円前後の価格を予定しているとのこと。
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