Appleは10月8日(日本時間)、Mac向け新OS「macOS Catalina(カタリナ)」の製品版をリリースした。対応デバイス(後述)を利用中の場合、macOS(OS X)の「ソフトウェア・アップデート」(Mojave稼働中の場合)または「App Store」(El Capitan、Sierra、High Sierra稼働中の場合)から無料でバージョンアップすることができる(※)。
※ High Sierra以前で稼働中の場合は、一度OSをHigh Sierra以降にバージョンアップしてからもう一度バージョンアップを実行します
【訂正・追記:8時15分】初出時、バージョンアップを「App Store」から行う旨を記載していましたが、新しいバージョンのmacOSでは「ソフトウェア・アップデート」から行うため一部訂正と追記を行いました。また、本訂正と追記に伴い、記事タイトルを一部変更しています
macOS Catalinaの主な新機能や機能改善は以下の通り。
macOS Catalinaが対応するMacは以下の通り。なお、機種によっては利用できない機能もあるので注意しよう。
自分の使っているMacの登場時期が分からない場合は、macOSで起動した後、以下の手順で確認できる。
macOS Catalinaの目玉機能であるSidecarは、OSとは別に利用要件が定められている。
Mac側は第6世代Coreプロセッサ(Skylake)以降のCPUが必須となる。具体的には、以下のMacにおいて利用できる。
また、iPad側もApple Pencilに対応する必要がある。具体的には、iPadOSをインストール済みの以下のiPadが対応する。
なお、「連係スケッチ」と「連係マークアップ」については、macOS Catalinaが稼働する全てのMac、iPadOSが稼働する全てのiPad、iOS 13が稼働する全てのiPhoneの間で利用できる。
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