幻のMini-DTX規格を採用した「ROG Crosshair VIII Impact」がデビュー古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)

» 2019年10月15日 12時00分 公開
[古田雄介ITmedia]

2連&3連固定の汎用ファン「MasterFan SF」が店頭に並ぶ

 冷却ファンも目立った新製品が複数登場している。

 クーラーマスターから売り出されたのは、12cm RGBファンの「MasterFan SF」シリーズだ。1基で使う「SF120R ARGB」に加え、2連で固定された「SF240R ARGB」と、3連固定の「SF360R ARGB」がある。価格は順に1800円弱、4000円弱、5400円前後となる。

オリオスペックに入荷した「MasterFan SF」シリーズ

 2連と3連タイプはケーブル数が抑えられるので取り回しが楽な上、コネクタの消費も最小限にできるメリットがある。また、個別のRGBコントローラが付属しており、独立した制御で発光パターンを調整できる。

 入荷したドスパラ秋葉原本店は「ケースのフロントや上部、水冷ラジエーターなどに固定するのに便利ですね。シングルのモデルも回転数が650〜2000rpmと幅広いので、CPUクーラーに使うこともできます。リーズナブルな価格ですし、いろいろな需要がありそうですね」と話していた。

 なお、連結タイプの汎用ファンは、2019年7月にAntecから2連の「Prizm Cooling Matrix」が登場している。こちらは6500円前後だ。

Antec「Prizm Cooling Matrix」

 一方、Sapphireからは同社のグラフィックスカード「NITRO+」シリーズに属するRadeon RX 5700 XT/5700モデル用の付け替えRGBファン「SAPPHIRE GEAR ARGB FAN」が登場している。価格は4500円弱だ。

Sapphire「SAPPHIRE GEAR ARGB FAN」

 3連ファンのNITRO+クーラーに対応するため、3基のRGBファンをセットにしており、同社のイルミネーション機能「TRiXX」をサポートする。なお、代理店のアクスによると「お手持ちの対象グラフィックボードのファンを本製品に交換することによって、グラフィックボードもしくは本製品の保証内容に変更が生じることはございません」という。

 TSUKUMO eX.は「ファンがRGB化したら印象がかなり変わりますからね。最近のトレンドに乗ったオプションじゃないかなと思います」と評価していた。

ファン交換の対象となる「NITRO+ RADEON RX 5700 XT 8GB GDDR6」

 独自仕様のAMD Radeon RX 5700シリーズ搭載グラフィックスカードも続々と登場しているが、その中の注目モデルを見ていく。

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