新型iPadとiPadOSがあればテキスト入力環境はこんなに進化する!キーボードもマウスも使える(3/4 ページ)

» 2019年10月23日 07時30分 公開
[山口真弘ITmedia]

複数画面の表示により参照やコピペも容易に

 さて、iPadOSでテキスト入力作業を行う場合にもう1つ活用したいのが、2つの画面を同時に表示する「Slide Over」と「Split View」だ。

 いずれも既存のiOSの頃から存在した機能で、前者は全画面表示の上に小窓を開いて別アプリを表示する機能、後者は画面自体を分割する機能だが、今回のiPadOSで自由度が高くなり、テキスト入力の作業で使いやすくなっている。

 使い方は多彩で、例えばブラウザを参照しながらテキスト入力を行ったり、逆にブラウザをメインに表示しつつ、上に重ねたメモアプリに要点をコピペしたりするといったこともできる。メモアプリなど一部のアプリでは、同じアプリの画面を2つ並べることも可能だ。

iPadOS 「Slide Over」。全画面表示の上に小窓を開いて別アプリをフローティング表示できる。ここではメモアプリの上にSafariを表示している
iPadOS 「Split View」。画面自体を分割して表示できる。割合はドラッグして変更可能だ。ここではメモアプリとSafariを並べて表示している
iPadOS アプリによっては、同じアプリを横に2つ並べて開くことも可能だ。これはメモアプリの場合
iPadOS 「Slide Over」でも同じアプリを開くことができる
iPadOS 大量のショートカットが追加され、効率化が可能になった
iPadOS これはiOS 12時点でのショートカット。一部掲載されていないショートカットもあるようだが、いずれにせよiPadOS 13でかなり増えたことが分かる

ショートカットも強化、ソフトキーボードも自由度が向上

 また従来に比べて、ショートカットが充実したことも見逃せない。一般的に「テキスト入力の効率化」といえば、辞書登録の充実などを指す場合も多いが、キーボードショートカットをいかに使いこなすかも大きなポイントだ。今回のiPadOSでは、そのショートカットの種類が従来よりも増え、使い込むことでポテンシャルが引き出せるようになった。

 この他、3本指を使ったジェスチャー操作に新たに対応し、1回ピンチするとコピー、2回ピンチするとカット、3本指でピンチアウトするとペーストが可能になった。ただ操作がかなり難しく、筆者はいまだ使いこなせる域に達していない。便利さは疑いようがないので「慣れれば便利に使えるかも」とだけコメントしておきたい。

 また、ソフトウェアキーボードについては、iPhoneと同等の片手用キーボードが使えるようになったのもメリットだ。標準キーボードをピンチインで縮小することで、キーボードがこのサイズに切り替わる。画面上どこにでもドラッグして動かせるので、片手でのテキスト入力に重宝するはずだ。

iPadOS 通常の日本語ローマ字キーボード。利用頻度が最も高いのがおそらくこれだろう
iPadOS 日本語かなキーボード。筆者の周辺で使っているユーザーはてんで見かけないが、特定層には便利なのかもしれない
iPadOS キーボードの「分割」をオンにすると、iPhoneのそれに似たフリック入力キーボードが表示される。予測変換の結果は左側に表示される
iPadOS キーボードをピンチインすると縮小表示が可能。入力フォームがキーボードに隠れてしまう場合などに便利だ。ドラッグすることで画面上の好きな場所に移動できる
iPadOS 縮小表示の状態で日本語かなに切り替えるとフリック入力キーボードになる。分割表示の時と異なり、予測変換の結果はキーボード上部に表示される

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