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» 2019年10月23日 07時30分 公開

キーボードもマウスも使える:新型iPadとiPadOSがあればテキスト入力環境はこんなに進化する! (1/4)

AppleがリリースしたiOSの新たな派生版である「iPadOS」。新しいOSになることで、同社のタブレット「iPad」シリーズにどのような変化があったのだろうか。テキスト入力面での違いをチェックした。

[山口真弘,ITmedia]

 第7世代にあたる新型iPadの発表と時を同じくして、iPad向けの最新OS「iPadOS」が9月にリリースされた。ベースである従来のiOSとは、現時点では機能の多くが重複しているが、iPadでの利用に特化した機能は徐々に増えてくるだろうし、現時点でもそのポテンシャルは端々に感じられる。

 今回は、新たにSmart Keyboardに対応したiPad(第7世代)を用い、iPadOSによるテキスト入力環境はどのような特徴があり、またノートPCと比べてどのくらい実用的かをチェックしていこう。

 なお、iPadOS 13.1の対応デバイスはiPad Pro全モデル、iPad Air 2以降、第5世代iPad以降、iPad mini 4以降となっている。

第7世代iPadOS iPadはSmart Keyboardが利用可能になった他、新たにBluetoothマウスにも対応した。3万4800円から入手できるリーズナブルさも売りだ

第7世代iPadはSmart Keyboardが利用可能に

 まずは新製品である第7世代iPadと、Smart Keyboardの組み合わせについて簡単にチェックしておこう。

 第7世代iPadは、従来の第6世代モデルに比べて画面サイズが一回り大きくなり、ボディーサイズについては従来の第3世代iPad Airと同じになった。さらにSmart Connectorを搭載したことで、第3世代iPad Air向けに販売されているSmart Keyboardがそのまま利用できるようになった。

 このSmart Keyboardは、iPad Pro用の「Smart Keyboard Folio」と違って背面は保護されず、折りたたんだ状態では上面に段差ができてしまう。キーボードを背面に回してスタンドとして使える利点はある(Smart Keyboard Folioでは不可能)ものの、ボディー全体の保護には不完全なので、背面には何らかのカバーを追加するのが望ましい。

 キー配列については、Smart KeyboardとSmart Keyboard Folioとで違いはない。横幅を約25cmの中に収めなくてはいけない関係上、キーピッチは約18mmとお世辞にも広いとは言えず、またキータッチも独特なため、特に手が大きな人は、スムーズな入力には少々苦労するだろう。

 ただし、サイズが二回りは大きい12.9インチiPad Pro向けのSmart Keyboard Folioは、横幅が広すぎて右上のBackSpaceを押下しづらい問題があったので、人によっても評価は変わりそうだ。キー入力時に多少指が干渉しても、確実にキーに指が届く方が重要だという人もいるだろう。

iPadOS 第7世代iPad。画面サイズは10.2型と、従来よりも一回り大きい。出荷時点でiPadOSがインストール済みの初の製品ということになる
iPadOS 第6世代にはなかったSmart Connectorが追加され、別売のSmart Keyboardが利用可能になった
iPadOS Smart Keyboardを装着した状態。さながらノートPCのようだ
iPadOS iPad Pro用の「Smart Keyboard Folio」と異なり、画面の角度は調整できない
iPadOS 「Smart Keyboard Folio」を装着した11インチiPad Pro(右)と並べたところ。Smart Keyboard (左)だと上面に段差があり、背面は保護されない
iPadOS 上がiPad Pro用の「Smart Keyboard Folio」、下がSmart Keyboard。刻印は一部で微妙に異なるが、配列やキーサイズなどは同じだ
iPadOS キー入力をしている様子。Bluetoothのペアリングなどは不要で、Smart Connectorに接続すれば利用可能になる
iPadOS キーピッチは約18mmだ。間隔としては必要最小限で、手の大きい人にはややつらい

 ざっと概要を見てきたところで、早速本題に入ろう。

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