CPUにはCore i7-9750Hを採用する。現行のゲーミングノートPCで定番的に搭載されている6コア12スレッドのCPUだ。
本製品では、このCPUの性能をより引き出すための「ゲームモード」を搭載している。通常、TDP 45Wに設定されている電力パラメーターを70Wまで引き上げるという。ゲームモードの切り替えはキーボード奥のボタンか、ユーティリティーで行える。
実際に試してみると、ゲームモードの性能は確かに優秀だが、逆にゲームモードを解除した標準モードの性能が低すぎる。ゲームモードでも特に冷却ファンがうるさすぎるということはないのでこちらを標準と考えれば問題ないが、少し気になるところだ。
メモリとストレージは、BTOで柔軟に選べる。システムにはM.2ソケットと2.5インチベイが1基ずつあり、それぞれ選んで搭載できる。M.2 SSDは高速なPCI Express(NVMe)対応のSSDも選択可能だ。
今回の評価機は3種類あるベースモデルの一番下位となるモデルのため、標準構成でメモリは8GB(8GB×1)、ストレージは256GBのSATA SSDを搭載している。すぐに物足りなくなることが想定されるため、BTOでメモリは16GB(8GB×2)、SSDも500GBクラスにしておいた方が良いだろう。
ゲーミング体験を大きく左右するGPUにはNVIDIA GeForce RTX 2070(8GB)を搭載する。最新世代のTuringアーキテクチャの採用により、従来のゲームをより快適にプレイできる描画性能を備える。さらに、リアルタイムレイトレーシングやAIを活用した高画質技術「DLSS(Deep Learning Super-Sampling)」といった、最新のグラフィックス技術にもハードウェアレベルで対応しており、先進の美しいグラフィックスも楽しめる。
次にキーボードやインタフェースをチェックする。
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