ワンランク上のゲーミング環境を手に入れる! NEXTGEAR-NOTE i7941とマウス&ヘッドセットeスポーツにも最適(1/5 ページ)

» 2019年10月27日 13時45分 公開
[鈴木雅暢ITmedia]

 半導体の技術革新によってゲーミングノートPCの基本スペックは向上し、特別大型でなくとも最新タイトルをストレスなくプレイできるパフォーマンスを備えるようになった。

 しかし、ゲーミングで重要なのはCPUやGPUといった基本スペックのパフォーマンスだけではない。特にeスポーツ大会が開催されるような競技性の高いゲームは、表示デバイスや入力デバイスを含めたプレイフィールも見逃せない要素だ。

ゲーミングPCに欠かせないゲーミングデバイスも

 そういったプレイフィールにまでこだわったゲーミングノートPCが、マウスコンピューターのNEXTGEAR-NOTE i7941シリーズだ。高性能なGPUとCPUの採用に加え、リフレッシュレート144Hzに対応した17.3型液晶ディスプレイ、サブウーファー付きのステレオスピーカー、メカニカルキーボードなどを搭載する本格派の内容だ。

 同社の直販サイトではベースモデルが3種類用意されており、それぞれBTOでカスタマイズしてオーダーすることができる。今回はエントリーモデル「NEXTGEAR-NOTE i7941SA1」を取り上げる。

 マウスコンピューターでは、合わせて購入できるゲーミングマウスやヘッドセット(それぞれ、楽天で単品購入も可能だ)も用意しているので、それも合わせて紹介しよう。 

NEXTGEAR-NOTE i7941 NEXTGEAR-NOTE i7941シリーズは、高性能なCPUとGPUの搭載に加え、リフレッシュレート144Hz対応の17.3型液晶ディスプレイやメカニカルキーボードを搭載するなど、ワンランク上のゲーミング体験が得られる仕様を備える
NEXTGEAR-NOTE i7941 G-Tuneオリジナルのゲーミングマウス「OPTICAL GAMING MOUSE GT20」
NEXTGEAR-NOTE i7941 G-Tuneオリジナルのゲーミングヘッドセット「G-Tune GAMING HEADSET」
NEXTGEAR-NOTE i7941SA1の主なスペック
CPU Core i7-9750H(6コア12スレッド)
動作周波数 2.6GHz(最大4.5GHz)
メモリ 8GB×1(PC4-19200S SO-DIMM)
SSD 256GB SSD(Serial ATA 6GB/s)
グラフィックス機能 NVIDIA GeForce RTX2070(8GB)、Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)
ディスプレイ 17.3型液晶ディスプレイ、ノングレア、144Hz、sRGB比95%
画面解像度 1920×1080ピクセル
スピーカー ステレオスピーカー、サブウーファー内蔵
カメラ 100万画素Webカメラ、Windows Hello顔認証対応IRカメラ
インタフェース USB 3.0(Type-C)、USB 3.0×2、USB 2.0、ヘッドフォン、マイク、Mini DisplayPort×2、HDMI、有線LAN、SDメモリーカード(SDXC、UHS-I対応)、セキュリティロック・スロット
通信機能 1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(1733Mbps)、Bluetooth 5
バッテリー駆動時間 約5時間
サイズ 395.7(幅)×263(奥行き)×26.6(幅)mm
重量 約2.6kg
OS Windows 10 Home(64bit)
価格 22万9800円(税別)

スリムで扱いやすいボディー

 17.3型と大きな画面を搭載しているが、ボディーの見た目にはそれほど大きな印象はない。これは、画面の上や左右のベゼルを切り詰めたスリムベゼルデザインの効果が大きい。

 ボディーの具体的な公称サイズは、395.7(幅)×263(奥行き)×26.6(厚さ)mmで、重量は約2.6kgだ。15型クラスのゲーミングノートPCとあまり変わらない感覚で扱える。

NEXTGEAR-NOTE i7941 ボディーはブラックで統一されている。天面にシンプルなロゴがある
NEXTGEAR-NOTE i7941 底部。左右の吸気口の奥に大きなファンが1基ずつ見える
NEXTGEAR-NOTE i7941 ACアダプターの出力仕様は230Wだ。実測サイズは約75(幅)×153(奥行き)×30(厚さ)mm、重量は約850gだった

滑らかな表示を実現する144Hz対応の液晶ディスプレイ

 NEXTGEAR-NOTE i7941シリーズの特徴の1つが、144Hzの高速リフレッシュレートに対応した17.3型の液晶ディスプレイを搭載していることだ。

 リフレッシュレートとは、画面描画の更新頻度のこと。一般的な液晶ディスプレイのリフレッシュレートは60Hzで、1秒間に60回更新する。リフレッシュレートが高いほど映像を滑らかに表示することができる。

 動画などを滑らかに再生可能な他、eスポーツで使われるようなFPS(ファーストパーソンシューティング)や格闘ゲームなどではちょっとした反応の差が勝負を分けるため、できるだけ高速な方が望ましいとされる。

 一昔前の高リフレッシュレートのパネルは、表示品質に難があるようなものもあったが、本製品の表示は目視でも好印象だ。

 画面解像度は1920×1080ピクセルに対応する。色域はsRGB比で95%、視野角は垂直/水平とも85度というスペックが公開されている。目視の明るさ、発色ともに良好だ。極端に斜めから見るとわずかに白っぽく見えるものの、実用十分な視野角も確保している。

NEXTGEAR-NOTE i7941 144Hzの高リフレッシュレートに対応した17.3型の液晶ディスプレイを搭載。速いシビアな反応が要求されるゲームも有利に戦える

 続いて、PCのスペックを見ていこう。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月18日 更新
  1. ついに8K対応した「Insta360 X4」の画質をX3と1インチ360度版で比較 今買うべき全天球カメラだと確信した (2024年04月16日)
  2. バッファロー製Wi-Fiルーターに脆弱性 対象機種は今すぐファームウェア更新を (2024年04月17日)
  3. 「JBL GO 4」でBluetoothスピーカーデビュー! 累計出荷台数5700万台を突破した人気製品の最新モデルを試す (2024年04月17日)
  4. SwitchBotのミニプラグに不具合 「断続的にオン/オフを繰り返す、異音」などで該当製品の交換を呼びかけ (2024年04月17日)
  5. AI対応でCore Ultraよりも高いパフォーマンスをアピール! 企業PC向け「Ryzen PRO 8000シリーズ」登場 (2024年04月16日)
  6. Synology「BeeStation」はNASより便利な一面も 家族の“秘密”も守れるストレージ、共有リンクや写真管理もある (2024年04月16日)
  7. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  8. 「ASUS ZenScreen MB16QHG」は従来モデルの弱点を解消した高評価の16型モバイルディスプレイだ (2024年04月16日)
  9. 無線LANルーター「Aterm」シリーズの一部に複数の脆弱性 設定変更や買い替えをアナウンス (2024年04月11日)
  10. NVIDIA、Ampereアーキテクチャを採用したシングルスロット設計のデスクトップ向けGPU「NVIDIA RTX A400/A1000」を発表 (2024年04月17日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー