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13.3型のE Inkタブレット「Boox Max3」を試す(活用編)電子ペーパーでAndroidタブはどう変わる?(2/4 ページ)

» 2019年11月14日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]

 唯一残念なのが、見開き表示で右とじに非対応なことだが、一般的なビジネス文書はもちろん、サービスマンの人がハードウェアの保守点検に使うマニュアルなどを持ち歩き、必要に応じて参照するなどの用途には最適だ。どうしても右とじが必要な時だけ、別アプリをインストールして使うとよいだろう。

 なお、本製品にデータを転送する場合、USBでPCと直結する方法もあるが、ブラウザを使ってのWi-Fi転送機能を有効活用するとよい(アプリの中に「転送」という名前でプリインストールされている)。この他、独自のファイル共有サイトを経由しての転送もサポートするが、こちらはOnyxアカウントが必須となる。

Boox Max3 ブラウザを使ってのWi-Fi転送機能。PCからファイルを転送する場合に便利だ
Boox Max3 クラウド経由でファイルを転送する方法もあるが、こちらはOnyxアカウントが必須だ。また、ファイルサイズの上限は200MBとなる

スタイラスを使った手書きノート機能も実用的

 もう1つの主要機能である、ノート機能とブラウザについて見ていこう。

 これは付属のスタイラスを使って手書きでノートを取る機能で、ホーム画面左列の「ノート」から起動して利用する。前述のビューア機能と同様、アプリ単体では存在していないが、「Knote」という名前のようだ。

 機能は一般的なノートアプリと同じで、白紙や行数が異なるけい線など多数のノートテンプレートが用意されており、それらを選んで使用する。ペン先、消しゴムも選択肢は豊富だ。最終的にはPDFもしくは画像(PNG)での出力が行える。

 スタイラスでの手書きは、Apple Pencilほどのレスポンスではなく、速記のようなスピードで書くと取りこぼしもあるが、普通のスピードで書く分には十分に実用レベルだ。パームリジェクションにも対応しているので(ただしデフォルトでは無効)、画面の上に手を置いた状態でも書き込める。詳細は動画を参照してほしい。

 なお、手書き文字をテキストデータに変換する機能もあるが、試した限りでは英語にしか対応せず、日本語テキストへの置換は行えなかった。日本語パッケージはインストール済みなのだが、何らかの不具合なのか、はたまた筆者の設定ミスなのか、詳細は不明だ。

Boox Max3 付属のスタイラス。後部は消しゴムとして機能する
Boox Max3 ノート機能を使って手書きでメモを取ることが可能だ
Boox Max3Boox Max3 「ノート」には記入済みのノートが並ぶ(画面=左)。新しいノートを作って記入するには「新規ノート作成」をタップ。多数のテンプレートが用意されている(画面=右)。クラウドテンプレートには楽譜や4コママンガの枠のテンプレートもある
Boox Max3 ペンの種類は多彩だ。表示自体はモノクロだが、他のデバイスで参照した時にカラーで表示するための赤や緑、青のペン先も用意されている
Boox Max3 キーボードからテキストを入力することもできる。手書き文字をテキストに変換する機能もあるが、日本語はうまく動作しなかった
Boox Max3 ノートはPNGもしくはPDFで出力が可能だ
新規ノートを開いてテンプレートを選択し、手書きで文字を記入する様子。Apple Pencilほどではないが、追従スピードも速く十分に実用的だ

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