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13.3型のE Inkタブレット「Boox Max3」を試す(活用編):電子ペーパーでAndroidタブはどう変わる?(3/4 ページ)

» 2019年11月14日 12時00分 公開
[山口真弘,ITmedia]

 ここまで紹介したビューア、ノートに加えてもう1つ、利用頻度が高いと考えられるのはブラウザだろう。機能的に特筆すべきところはないが、ぜひ活用したいのが、画面の左下に表示されるナビゲーションメニューだ。これはWebページをいちいちスクロールすることなく、1画面単位で画面を上下に移動できる機能だ。

 元々E Inkは、スクロールのように連続して画面の書き換えが発生する操作では、途端にレスポンスが低下する。そのため本製品もスクロール中は解像度を落とし、停止すると元の解像度に戻すというギミックでレスポンスを維持しているが、それゆえスクロール中にページ内の文章を読み取るのはかなりのストレスだ。

 その点、このナビゲーションメニューを使った画面単位の移動ならば、ページを移動する感覚で表示内容がスパッと切り替わるので、スムーズに読み進められる。このナビゲーションメニュー自体、画面の左下に表示されているため、スクロールのたびに長い距離をスワイプする必要もなく、長いページもタップだけで閲覧できる。

Boox Max3Boox Max3 ブラウザ表示(画面=左)。やや上下/左右のマージンが狭い印象を受けるが、その分表示できる情報量は多い。全画面表示にすることで、上部のメニューバーを非表示にしてさらに画面内の情報量を増やせる(画面=右)
Boox Max3 左下に表示されるナビゲーションキーを使えば、スクロールせずにページ単位で上下移動が可能。E Inkのリフレッシュを減らすための工夫だ
ブラウザを開き、ウェブページのスクロールと、ナビゲーションキーによるページ単位の上下移動を行っている様子。スクロールはぎこちなく、また解像度も一時的に低下するが、ページ単位での移動ではそのようなこともなく、画面がすばやく切り替わっている

サブディスプレイ機能はあくまでもおまけレベル

 最後に紹介するのは、サブディスプレイ機能だ。これは本製品をPCの外部ディスプレイとして使う機能である。本製品をタブレットとして使っていない時や、将来的に別製品に買い替えた後も有効活用するにはぴったりだ。なにより電子ペーパーゆえ目に優しいのがよい。

 PCとの接続には、映像信号はmicroHDMI、給電はUSBという、2本のケーブルを使用する。本製品のUSBポートはType-Cなので、映像信号もまとめて1本のケーブルで伝送できるように見えるが、残念ながら非対応だ。

 物理的につなぎ終えたら、「アプリ」内にある「モニタ」というアイコンをタップし、接続ユーティリティーを起動する。これにより本製品がPCから外部ディスプレイとして認識される。あとはWindows側の設定で、画面の「複製」や「拡張」、および解像度などを調整してやればよい。

Boox Max3 microHDMIケーブルで接続すればサブディスプレイとして利用可能だ
Boox Max3 電源供給にはUSBケーブルが必須となるため、用いるケーブルは2本となる。ちなみに5V/2Aが必要なのでアダプターによっては利用できない場合もある
Boox Max3 ケーブル接続後、アプリ内にある「モニター」を起動することでPCのサブディスプレイとして使えるようになる
Boox Max3 コンテンツに応じて表示モードを切り替えられる。画面リフレッシュの間隔も設定可能だ。「その他」の設定(下段)では、右端に表示される手動リフレッシュボタンの有無も設定できる

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