PFUの「Happy Hacking Keyboard Professional」がUSB Type-CとBluetooth両対応に進化、シンプルな有線モデルも用意HHKBがラインアップを一新(2/2 ページ)

» 2019年12月11日 06時01分 公開
[金子麟太郎ITmedia]
前のページへ 1|2       

販路はECサイトに限定し、実店舗で実機を展示

 なお、今回の製品から販路が「PFUダイレクト」限定となる。具体的には、本店、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの取り扱いだ。理由については「販売とサポートのワンストップ体制を強化することで、ユーザーとダイレクトにコミュニケーションするため」と説明している。

PFU 新モデルはECサイト限定で販売する

 また、12月10日〜22日の期間に、PFUダイレクトで新製品を購入した先着3000名に「キーボードルーフ」(未使用時のキーボードのほこりと誤操作を防ぐプラスチック製カバー)をプレゼントする。

PFU 3000名にキーボードルーフをプレゼントする

 一方、実機に触れたいというニーズに応えるため、「SUPER CLASSIC」(東京・表参道、大阪、名古屋)、「AssistOn」(東京・神保町)、「原価BAR」(東京・五反田)に実機を展示する。また、原価BARではHHKBオリジナルラベルの「HHKB BEER」を提供する他、2006年に限定販売した10周年記念モデルの「漆塗HHKB」を展示するという。

PFU SUPER CLASSIC(表参道、大阪、名古屋)で展示する
PFU 原価BARでは2006年に限定販売した10周年記念モデルの「漆塗HHKB」を展示する

 発表会には、PFU執行役員の清水康也氏も登壇した。「HHKBの初代製品の発売当初(1996年)は、高級キーボード市場が成熟していなかった。しかし、当社とユーザーが対話を重ねながら、それぞれの時代にあわせてHHKBの文化を形成してきた」と述べ、これまでの歴史について振り返った。

PFU PFU執行役員の清水康也氏

 清水氏は「世代を重ねるごとに、合理的なキー配列と言えばHHKBというイメージが、ファンの間でも定着していった」と述べ、「累計出荷台数は2018年12月に50万台を突破しており、今後は中国や米国などでも積極的に展開し、欧州でテスト販売を行っていく予定だ」と語った

PFU HHKBの歩み
PFU 1996年12月に発売された初代HHKB
PFU 他国での展開も強化していく
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月25日 更新
  1. ワコムが有機ELペンタブレットをついに投入! 「Wacom Movink 13」は約420gの軽量モデルだ (2024年04月24日)
  2. 16.3型の折りたたみノートPC「Thinkpad X1 Fold」は“大画面タブレット”として大きな価値あり (2024年04月24日)
  3. 「IBMはテクノロジーカンパニーだ」 日本IBMが5つの「価値共創領域」にこだわるワケ (2024年04月23日)
  4. 「社長室と役員室はなくしました」 価値共創領域に挑戦する日本IBM 山口社長のこだわり (2024年04月24日)
  5. Googleが「Google for Education GIGA スクールパッケージ」を発表 GIGAスクール用Chromebookの「新規採用」と「継続」を両にらみ (2024年04月23日)
  6. バッファロー開発陣に聞く「Wi-Fi 7」にいち早く対応したメリット 決め手は異なる周波数を束ねる「MLO」【前編】 (2024年04月22日)
  7. ロジクール、“プロ仕様”をうたった60%レイアウト採用ワイヤレスゲーミングキーボード (2024年04月24日)
  8. あなたのPCのWindows 10/11の「ライセンス」はどうなっている? 調べる方法をチェック! (2023年10月20日)
  9. ゼロからの画像生成も可能に――アドビが生成AI機能を強化した「Photoshop」のβ版を公開 (2024年04月23日)
  10. アドバンテック、第14世代Coreプロセッサを採用した産業向けシングルボードPC (2024年04月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー