米Appleは13日(現地時間)、年次開発者会議「WWDC 2020」(Worldwide Developeres Conference)を6月にオンライン形式で開催すると発表した。同イベントでは、新しいハードウェアを始め、iOSやmacOS、watchOS、tvOSなどの次期バージョンの話題、Appleのエンジニアと開発者の交流などが例年行われていた。
2020年で31周年を迎えるWWDCだが、基調講演だけでなく各セッションがオンラインで提供されるのは初とみられる。日程などの詳細は、Apple DeveloperアプリケーションやApple Developerウェブサイト、メールなどで今後通知される予定だ。
このオンラインへの移行によって生じる関連収益の損失を補うため、イベントを実施するサンノゼ地区の複数の組織に対して100万ドルを託すると発表した。
また同日、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)の影響により、中国以外のApple Store店舗を3月27日まで閉店すると発表し、サポートについてもWebサイトを利用するよう促している。
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