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テレワークにもエンタメにも役立つ! 大画面4K液晶ディスプレイ「ProLite XB3288UHSU」を試す(1/3 ページ)

» 2020年04月06日 12時12分 公開
[マルオマサトITmedia]

 マウスコンピューターが展開するiiyamaブランドの「ProLite XB3288UHSU」は、4K解像度に対応した31.5型の大画面液晶ディスプレイだ。VA方式の液晶パネルを採用し、10bit(10億7000色)表示、NTSC比95%の広色域、HDR10入力に対応するなど高機能な製品となっている。特徴を詳しく見ていこう。

ProLite XB3288UHSU マウスコンピューターのiiyamaブランドに属する「ProLite XB3288UHSU」は、4K解像度に対応した31.5型の大画面液晶ディスプレイだ。VA方式を採用し、表面はノングレア仕上げとなっている。

シンプルなデザインで省スペースかつ多機能なスタンドを装備

 非光沢のブラックで統一したボディーサイズは、約730(幅)×230(奥行き)×458.5〜578.5(高さ)mm、重量はスタンドを含めて約8.9kg(本体のみだと約6.2kg)だ。

 左右のベゼル幅は実測で15mm弱といったところ。フレームレスというほど極端ではないが、スリムなベゼルを採用することで、31.5型の大画面でも比較的圧迫感のない大きさだ。スタンドの底面積も約300(幅)×230(奥行き)mmと、画面のわりにコンパクトなので、机の上のスペースをあまり占有せず、設置をしても窮屈に感じない。

 画面やスタンドの可動範囲が広いのも特徴だ。画面のチルト角度は下3度、上22度、スタンドの高さ調節は120mm、さらに90度のスイベルが可能になっている。作業姿勢や椅子の高さに応じて、柔軟かつスムースに変更できる。

ProLite XB3288UHSU 31.5型の大画面液晶ディスプレイとしてはスリムなフォルムで、多機能なスタンドもコンパクトだ。スタンドの高さは120mmの範囲で調整できる
ProLite XB3288UHSU 下3度、上22度まで画面の位置調整が可能だ
ProLite XB3288UHSU ボディーカラーはマットブラックで、シンプルなデザインだ。背面上部に3W+3Wのステレオスピーカーも内蔵する

豊富なインターフェイス、操作しやすいOSD

 映像入力端子としてDisplayPortと2基のHDMI端子を搭載しており、最大で3つの画面を切り替えて使える。

 拡張インタフェースも豊富で、USB 3.0(Type-B、アップストリーム)を1基、USB 3.0(Type-A、ダウンストリーム)を2基備える。また、3W+3Wのステレオスピーカー、ヘッドフォン出力(3.5mmステレオミニジャック)も内蔵する。

 電源ボタンとOSD(オンスクリーンボタン)ボタンを兼ねたジョイスティック式のボタンが、本体裏側の下部にある。本体裏側だと使いにくいように思うかもしれないが、これがむしろ使いやすい。ボタン1つが独立して設置されており、周囲もくぼんでいるため、手探りで簡単に位置が把握でき、クリック感もしっかりあるので、押したことや押した方向が実感できるようになっているからだ。OSDメニューもシンプルで、説明書を見なくともすぐになじめるだろう。

ProLite XB3288UHSU 背面部にある映像入力端子は、HDMIが2基、DisplayPortが1基。ヘッドフォン端子もある。
ProLite XB3288UHSU USB 3.0のハブ機能も搭載する。USB 3.0(Type-B、PC接続用)を1基、USB 3.0(Type-A、周辺機器接続用)を左側面に2基備えている
ProLite XB3288UHSU 電源とOSD操作を兼ねるジョイスティック式ボタンが背面右側面部にある。周囲がくぼんでおり、手探りでもすぐに判別できる
ProLite XB3288UHSU OSDメニューは項目がシンプルに整理されており、ジョイスティックで直感的に操作できる。

 早速、PCに接続して使ってみよう。

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