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» 2020年06月05日 12時00分 公開

これは便利だ! デルの有線LANポート付きUSB Type-Cディスプレイ「U2421HE」「U2721DE」を試す(3/3 ページ)

[井上翔,ITmedia]
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“キレイ”だけではなく便利な機能も

 U2421HE/U2721DEの液晶パネルはIPS方式で、sRGBの色域を99%、DCI-P3の色域を85%カバーしている。さらに、1台1台にキャリブレーション(色味の調整)を実施した上で出荷しているという。

 写真のレタッチや動画の編集など、最近はビジネス用途でも“色味”が重要な場面が増えている。クリエイター向けのディスプレイと比べると「いま一歩」かもしれないが、ビジネス向けディスプレイとしては十分すぎる色表現を実現できている。

 フレーム(ボディー)は4辺狭額縁で、非常にスタイリッシュだ。その代わり、スピーカーを内蔵していないため、音楽や動画の再生に使う場合は外付けスピーカーを取り付けるか、音声出力先を変更する必要がある。

キャリブレーションレポート U2421HE/U2721DEは、工場出荷段階でキャリブレーションを1台ごとに実施している。本体にはそのレポートも付属する

 ディスプレイの“命”はディスプレイ(パネル)にある……のはもちろんだが、U2421HE/U2721DEの便利ポイントを幾つか紹介したい。

 まず、購入後の組み立てがものすごく簡単である。パッケージを開けて、スタンドを組み立てたら、ボール紙でできた間仕切りを外す。そしてスタンドをディスプレイにはめてそのまま引き上げれば組み立て完了だ。

 筆者にとって、U2421HE/U2721DEは久しぶりの「新品かつ箱付き」のディスプレイだったが、組み立てがあまりにも楽で感動してしまった。ちなみに、梱包(こんぽう)箱があれば、引っ越しや譲渡に伴う解体も非常に楽に行える。できる限り、梱包箱は捨てずに保存しておくことをお勧めしたい。

組み立てが楽 U2421HE/U2721DEは組み立てが非常に簡単。筆者個人としては非常に感動してしまった

 また、付属のピボットスタンドも魅力だ。特にWebや文章を読む場合は縦画面の方が見やすい。シーンに合わせて画面の縦横を自由に変えられるのは快適だ。

 このスタンドは、130mmの上げ下げ、80度のスイベル(首振り)、そして−5度から21度の傾斜付けにも対応している。自分の“見やすい”スポット探しも容易にできる。

縦表示 付属のピボットスタンドを使えば、縦表示も可能。Webや文章の閲覧時は特に便利だ
左振り右振り スタンドは80度まで(左右に40度ずつ)首振り可能
最下最上 130mmの範囲で画面の上げ下げも可能
左振り右振り 縦表示中の左右振り(写真)や上下調整も可能

 スタンドに用意された“穴”をうまく使えば、ケーブル回しもキレイに行える。U2421HE/U2721DEのようなハブ機能付きのディスプレイは、つなぐケーブルがどうしても増えるので、取り回しのしやすさはとても重要だ。

 ケーブルをたくさんつないでも、スッキリさせられるのは良いことである。

ケーブル回し スタンドにある穴を活用すれば、ケーブルの取り回しも楽にできる

 2週間ほどU2421HEとU2721DEを使ってみたが、備わっている機能やカラーキャリブレーションが済んでいることを考慮に入れれば「十分妥当な価格」であると感じるようになった。組み立ての簡単さ、デバイスの接続性、画質の良さ、どれを取ってもレベルが高い。

 強いていうなら、スピーカーも内蔵してくれればパーソナルユースでも便利なのに……とは思うものの、それ以外に特筆すべき“弱点”は見当たらない。

 ビジネスでも画質が良く、利便性の高いディスプレイがほしいという人は、ぜひU2421HEやU2721DEを選択肢に加えてみてほしい。

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