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» 2020年06月05日 12時00分 公開

これは便利だ! デルの有線LANポート付きUSB Type-Cディスプレイ「U2421HE」「U2721DE」を試す (1/3)

デルが4月、有線LANポート付きUSB Type-Cディスプレイを2製品発売した。その実力はいかほどか、実際に試してみた。

[井上翔,ITmedia]

 4月24日、デルが新型ディスプレイ「U2421HE」(23.8型フルHD、1920×1080ピクセル)と「U2721DE」(27型WQHD、2560×1440ピクセル)を発売した。両モデルは同社のビジネス向けハイエンドディスプレイの最新モデルの1つで、6月5日現在の税別直販価格はU2421HEが3万7980円、U2721DEは6万5980円となっている。

 オフィスや自宅で使う想定のディスプレイとしてはやや高価……と思う人もいるかもしれない。筆者もそう考えていた、実際に使ってみるまでは。

U2421HE 23.8型のU2421HEはフルHD(1920×1080ピクセル)パネルを搭載している
U2721DE 27型のU2721DEはWQHD(2560×1440ピクセル)パネルを搭載している

USB Type-Cで“いろいろ”つながる 有線LANもあり(注意点あり)

 最近は、PCからの映像入力とPCへの電源出力の両方をUSB Type-Cケーブル1本で行えるディスプレイが増えている。ケーブル1本で、ディスプレイとの接続だけではなく、PCへの電源供給やハブ機能を備えるモデルならUSB機器の着脱もできる利便性がユーザーに支持されているからだ。

 この点でU2421HEとU2721DEはご多分に漏れないが、装備するポート類が特に充実している

 ディスプレイの背面にはHDMI入力端子、DisplayPort入力端子、USB 3.0 Type-C端子(映像入力、電源出力対応)、DisplayPort出力端子、USB 3.0 Type-A端子×2(うち1基は常時給電対応)、音声出力端子と有線LAN端子を備えている。

 特に注目したいのが、USB Type-Cディスプレイへの搭載例が少ない有線LAN端子だ。1Gbps(1000BASE-T)で通信できるだけではなく、PC本体の内蔵有線LANアダプターに割り当てられたMACアドレスを使って通信できる「MACアドレスパススルー」、ネットワークを介してOSを起動する「PXEブート」や遠隔操作でPCの電源を入れる「Wake On LAN」にも対応している。

 企業や部署によっては、ネットワーク接続に有線LANが欠かせない。接続認証をMACアドレスで行っているということもあるだろう。そんな環境下でも、U2421HEとU2721DEなら“ケーブル1本”で接続できる。

有線LAN機能についての補足

 有線LAN機能は、PCとUSB Type-Cケーブルで接続した場合に利用できます。PC側からは「USB接続のEthernetアダプター」として認識されるので、企業や部署のPCが「USB機器の利用を一切禁止する」ポリシーを取っている場合は利用できない恐れがあります。

 なお、MACアドレスパススルー、PXEブート、Wake On LANを利用する場合は、PCのUEFI(BIOS)とOSの両方で対応が必要です。


ポート類 ディスプレイ背面の端子類(ピボット機構を使って縦にして撮影)
LANポートアップ 有線LANポートを使えるのがU2421HEとU2721DEの強み
デバイスマネージャー 有線LAN機能はUSB接続。企業や部署のポリシーによっては利用できない可能性もあるが、利用できるのであれば最大限活用したい

 左側面には、USB 3.0 Type-A端子×2もある。うち1基は常時給電に対応しており、ディスプレイのスリープ中でもスマートフォンやタブレットの充電に利用できる。

 最近では業務用端末としてスマホやタブレットが支給されることも多い。データの同期はもとより、充電にも使えるのは利便性が高い。

左側面 左側面には2基のUSB 3.0 Type-A端子があり、1基は常時給電にも対応する
充電の図 常時給電できるポートを利用すれば、ディスプレイのスリープ中でもスマホを充電できる
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