日本HPは6月29日、薄型軽量設計のモバイルワークステーション「HP ZBook G7」を始めとするクリエイター向けPCの新製品を発表した。法人向け製品は8月上旬から、個人向け製品は7月上旬から順次販売を開始する。
【更新:18時50分】製品説明と画像を追記しました
法人向けのモバイルワークステーション「HP ZBookシリーズ」の新モデルは、狭額縁ベゼルデザインとアルミ筐体を採用したことで省スペース化と軽量化を実現した。また、新規採用した冷却機構によって安定した高性能動作が可能となっているという。
製品ラインアップは、Quadro RTX 4000を搭載する「HP ZBook Studio G7」、GeForce RTX 2070/RTX 2070 SUPERを搭載する「HP ZBook Create G7」、 Quadro P520を搭載する「HP ZBook Firefly 15 G7」「HP ZBook Firefly 14 G7」の計4モデルを用意している。
特に、ZBook Fireflyシリーズは薄型化と軽量化を進めたもので、3D CADなどを使う設計者や、動画や写真などを編集するクリエイターがテレワーク(遠隔勤務)で利用することを想定しているという。
同社直販「HP Directplus」における最小構成の税別価格は以下の通り。
個人向けの「HP ENVY」「HP Spectre」両シリーズにおいても、外部GPUを搭載するなどクリエイター向け機能を強化した新モデルが投入される。
具体的には、第10世代Core i9とGeForce RTX 2060(Max-Q)を搭載する15.6型ノート「HP ENVY 15」、31.5型液晶ディスプレイ一体型デスクトップPC「HP ENVY All-in-One 32」、第10世代Core i5/i7を搭載できるミニタワー型デスクトップPC「HP ENVY Desktop TE01」が新規投入される。3製品も発表、7月下旬以降に投入される。最小構成の税別直販価格は以下の通り。
この他にも、コンバーチブル機構を採用する13.3型/15.6型2in1ノート「ENVY x360 13」「HP ENVY x360 15」「HP Spectre x360 15」、13型ノートPC「HP ENVY 13」も発売される。最小構成の税別直販価格は以下の通り。
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